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▼原因および想定される事故内容
電源ユニット内部のコネクターのはんだ付け部において、熱ストレスにより、はんだクラックが生じ、
ごく希にトラッキング現象に至る可能性があります。トラッキング現象が発生した場合、
本体背面の排気口付近から発煙・発火を伴う事故が発生する可能性があります。
【トラッキング現象について】
一般に、絶縁部分が炭化現象を起こし、電位の異なる電極間で絶縁劣化により導電路が生じることを
トラッキング現象と呼びます。トラッキング現象が発生すると、その部分に大きな電流が流れるため、
異常発熱し、発煙・発火に至ります。本件においては、長期間の熱ストレスによって、
電源ユニット内部に使用している接続コネクター部分のはんだ付け部にクラックが発生し、
クラック部分で火花放電が繰り返され、その熱によって基板の炭化が進行して、トラッキング現象に至る場合があります。
▼点検・修理の内容
対策を施した電源ユニットに交換させていただきます。
点検・修理が完了した製品には、製造銘板の近傍に下記の点検済シール(大きさ:約2.3cm×0.6cm)を貼付いたします。
http://shop.epson.jp/eshop/importantnotice/100413/type_at_img03.jpg ▼点検・修理のお申し込み方法
ホームページまたは電話・FAXでお申し込みをお願い申し上げます。
お申し込み後、輸送業者が対象となるパソコンを引き取りにお伺いし、エプソンダイレクト修理センターにて
点検・修理の上、ご返却いたします。受付開始直後は電話によるお申し込みの混雑が予想されますので、
エプソンダイレクトサポートページからのお申し込みをお奨めいたします。
■エプソン電源ユニット特別対応窓口
@ホームページによるお申し込み
エプソンダイレクトサポートページのご案内に沿ってお申し込みください。
インターネット:
http://shop.epson.jp/2010atb/ ※A電話によるお申し込み BFAXによるお申し込み を省略、ソース先でご確認下さい。
※本件について、お客様ご登録情報により、別途弊社からご連絡を差し上げる場合がございます。
お客様からのご連絡と行き違いがございましたらご容赦ください。
特に、次のような現象が発生した場合は、トラッキング現象が疑われますので、
すぐに電源プラグをコンセントから抜いて、上記「特別対応窓口」まで速やかにご連絡ください。
・製品から焦げ臭いにおいがする
・製品の内部からパチパチと放電しているような異音がする
※当該製品は、製造終了後6年以上経過しており、弊社では補修用性能部品を保有しておりません。
このため、本件以外の点検・修理はいたしかねますので、予めご了承いただきますようお願いいたします。
※以下、お客様の個人情報の保護について省略