宮崎県職員 酒気帯び容疑で逮捕、制止振り切り逃走
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/miyazaki/20090713-OYS1T00347.htm 宮崎県警高鍋署は12日、宮崎市天満1、県地域農業推進課主査、黒木喜明容疑者(45)を道交法違反(酒気帯び
運転)の疑いで現行犯逮捕した。
発表によると、黒木容疑者は、同日午前2時40分頃、同県川南町川南の国道10号で、酒気を帯びて乗用車を運
転した疑い。
「国道10号を車がふらついて北上している」と110番があり、署員が通過地点の高鍋署前で停車させようとしたが
従わず、約3キロ先の川南町のコンビニ店の駐車場で停止したところを署員が飲酒検知した。「自宅で飲酒した。(同
県)日向市内の実家に戻る途中だった」と供述しているという。
◆知事「遺憾、指導徹底図る」
川南町の国道10号で12日未明、県地域農業推進課主査、黒木喜明容疑者(45)が道交法違反(酒気帯び運転)
容疑で逮捕されたことを受け、東国原知事は「このような事件が発生し、誠に遺憾」とのコメントを発表した。
県内では交通事故の増加を受け、11日から夏の交通安全県民総ぐるみ運動を開催している。交通事故による死
者数は37人に上り、前年比の犠牲者増加率が全国ワースト1位となっている。
県警が取り締まりを強化する中、黒木容疑者はパトカーの制止を振り切って逃走し、身柄を確保された。
東国原知事は「交通法令の順守については日頃から特に厳しく行っている。県民の皆様に深くおわび申し上げま
す。厳正に対処するとともに、職員に対して一層の指導の徹底を図りたい」としている。