各位
教員の懲戒について
この度、本学工芸科学研究科教授を、学生への研究指導において、しばしば長時間(3時間から5時間、時には8時間)にわたり研究指導として
意味のない執拗な叱責、暴言、人格否定を繰り返し、当該学生を精神的に追いつめ勉学意欲を喪失させたこと、
および過去においても、別の学生に対して同様の行為が確認されたので、平成20年12月8日付けで停職2月の懲戒処分としました。
このような行為は、教員の指導裁量を著しく逸脱した行為であって、本学の教育の信用を傷つけ、職員全体の不名誉となる行為であります。
大学は、社会から信用と付託を受けて高等教育を行う使命を担っており、本学教員がこのようなことを行っていたことは極めて遺憾であり、
被害学生はもとより、本学学生や社会に対して深くお詫び申し上げます。
今後は、二度とこのようなことのないよう、日常から厳しい倫理観と教育者としての使命感をもって、
全学の教職員が一丸となって学生の教育と指導に全力で当たり、信頼の回復に努めてまいります。
平成20年12月8日
国立大学法人
京都工芸繊維大学長
江島義道
ソース
ttp://www.kit.ac.jp/01/topics/2008/chokai.pdf