平成20年5月19日
各 位
株式会社 きらやかホールディングス
株式会社 きらやか銀行
不祥事件の発生について
この度、きらやか銀行(以下「当行」という)において、下記の不祥事件が発生しました。
社会的、公共的役割を担い、高い信用を求められるべき銀行業にあって、このような事件を発生させたことを、深く反省するとともに、
日頃から、当行を信頼し、ご愛顧いただいておりますお客さまをはじめ地域の方々、株主の皆様方にご迷惑、ご心配をおかけすることとなり、心から深くお詫び申しあげます。
今後は、かかる不祥事件の再発防止に向けて万全の態勢を整備し、信頼回復に向け全力を尽くす所存であります。
記
1.事件の概要について
(1) 事故者
当行中央営業部(山形県山形市)に勤務していた元職員(女性・42歳・渉外行員)
(2) 発覚日
平成20年4月24日
(3) 事故金額等
現時点において、当行の内部調査により判明した内容は以下のとおりです。
○ 事故件数および金額
現在、内部調査を継続しておりますが、事故の疑いがある事象を含めると、5先、450万円程度です。
○ 発生期間
平成18年10月〜平成19年6月(事故の疑いがある事象を含む)
○ 発覚経緯
平成20年4月21日、お客様から、預金残高に不明な点があるとの申し出があり、内部調査を行ったところ、預金の着服が発覚しました。
○ 被害弁済
現在、当行内部で調査中ですが、実態が判明次第、ご迷惑をおかけいたしましたお客様には、事情をご説明のうえ、当行より全額弁済し、正常なお取引に復帰させていただきます。
2.当局への届出等について
本件発覚と同時に、監督官庁へ報告を行うとともに、法令に基づく届出も行っております。
3.今後の対応
当行は、法令等遵守を経営の最重要課題の一つとして位置付け、法令等遵守態勢の確立に努めてまいりました。今年度は、従来の対応策に加え、下記の事項を実施し、より一層の態勢強化に努めています。
(1) 外部講師招聘による支店長コンプライアンス勉強会開催
(2) 経営陣による営業店訪問の実施
(3) 支店長会議での経営陣訓示内容の全店ビデオ放映3回実施
(4) 外部カウンセラーの導入
今後も、引き続きコンプライアンスに係る内部管理態勢の更なる強化を図り、全役職員の人事管理面の一層の強化、内部監査機能強化の見直しを実施し、再発防止、信頼回復に努めてまいります。
また、今般の事件については、行内において徹底的に調査し、全容解明を行ってまいります。
なお、お客さまからのお問い合わせについては、フリーダイヤルを設置し、対応してまいります。
以 上
【お問い合わせフリーダイヤル】
0120−122−985
ソース
ttp://www.kirayaka.co.jp/info/08051901.htm