明治乳業は大阪・貝塚市にある工場から主に宅配用として関西に出荷された瓶入りの牛乳などの乳製品について製造過程で混じったと見られる赤さびが見つかったことから約159万本を回収することになりました。
明治乳業によりますと、回収されるのは大阪・貝塚市の工場で製造され、関西の2府4県に向けて主に宅配用として出荷された5つの商品で、計約159万本にのぼります。
このうち、▼「明治牛乳びん容器入り200ミリリットル」、
▼「明治のびやかミルクしっかりカルシウムびん容器入り200ミリリットル」、
▼「明治のびやかミルクしっかり鉄分びん容器入り200ミリリットル」、
▼「明治濃厚ゴールドびん容器入り200ミリリットル」はフタに表示された賞味期限がきょう(25日)から来月2日までのものが回収の対象です。
また、▼「明治朝のブルガリアのむヨーグルトLB81びん容器入り200ミリリットル」は賞味期限がきょうから来月3日までのものが回収の対象です。
会社側によりますと、
これらの商品を購入した人から「瓶の底に赤い沈殿物がある」といった苦情が今月22日以降合わせて5件寄せられ、
工場を調べたところ瓶を洗浄する水を貯めるタンクの内部が赤くさびているのが確認されたということです。
明治乳業は、タンクのさびが商品に混じったものと見て、これまでに出荷したうちの賞味期限を迎えていない商品について自主回収することにしました。
会社では「混入したさびの量はわずかで、健康への影響はないと考えていますが、ご心配をかけ申し訳ありません。
該当の商品が残っている場合は連絡してほしい」と話しています。
問い合わせ先は、フリーダイヤル0120ー077ー369で、午前9時から午後5時まで受け付けています。
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http://www.nhk.or.jp/osaka/lnews/03.html