平成20年2月15日
各 位
大阪東信用金庫
元職員による不祥事件発生について
この度、当金庫元職員が在職中にお客様の預金を着服するという不祥事件が発生いたしました。
社会的、公共的役割を担い信用を第一とする金融機関として、このような事件を発生させ、
お客様をはじめ関係する皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけすることになりましたことに対し、衷心より深くお詫び申し上げます。
当金庫は、平成19年3月16日に近畿財務局長から業務改善命令を受け、
内部管理体制の厳格化と不祥事件の再発防止に向け業務改善計画を策定し、
役職員一丸となって取り組んでおります。
この計画に沿って取引監視機能の強化を図ってきた過程でこの度不正取引を発見・摘発したものです。
しかし、かかる事態を未然に防止できなかったことにつきまして、内部管理体制のより厳格化が必要であると深く反省しております。
今後の対策といたしましては、全金庫を上げて不祥事件の撲滅を図るべく、
引き続き厳正な事務処理の徹底ならびに相互牽制機能の強化をはじめ、更なる管理体制の強化・充実に鋭意取り組んでまいる所存です。
なお、被害金額は本人家族により既に全額弁済されています。
記
1. 事件の概要
元職員(事故当時 事務部勤務 55歳 男性)が、お客様の普通預金等から着服・流用していたことを
当金庫監査部の取引監視により平成20年1月30日に発見いたしました。
当金庫の調査では、平成19年10月18日から平成20年1月18日までの間に、
3人のお客様から4回にわたり合計161万円の預金を着服・流用しておりました。
2. 発生場所
河内支店・吉田支店
3. 被害を受けられたお客様への対応
ご迷惑をおかけしたお客様に対しまして深くお詫び申し上げますとともに、
既に被害金額全額を弁済し預金を復元させていただきました。
4. 関係当局への届出
既に監督官庁に対し法令等に基づく届出を行いました。
5. 関係者の処分
元職員については、2月8日付を以って懲戒解雇処分といたしました。
また、会長、理事長ほか代表役員について減俸処分等厳正な処分を行うとともに、関係者等につきましても厳格な処分を行います。
以 上
ソース
ttp://www.osaka-higashin.co.jp/news/fushoji/News_2008.02.15.pdf