(報道資料) 平成19年11月15日
(株) NHKエンタープライズ
「国際文化フォーラム」関連資料の検索サイトへの流出について
NHKエンタープライズ(NEP)が、文化庁からの企画運営の業務委託を受けた、第5回「国際文化フォーラム」に関連して、
開会式の日程などの資料が、一時、インターネットの検索サイト「Google」に流出し、検索できる状態になっていたことが11月12日に判明しました。
NEPでは、直ちに、その資料が入っていた、転送用サーバーから、すべてのファイルを削除するとともに、「Google」の運営会社に対して、
検索サイトからのデータの削除を要請し、きのう(14日)削除が完了しました。
流出した資料は、11月10日に、奈良市で開かれた、文化庁の「国際文化フォーラム」の開会式をはじめ、
11日から25日まで開かれる、座談会の運営マニュアルの原稿のほか、開会式に際しての、秋篠宮ご夫妻の日程や、会場の見取り図などが含まれていました。
NEPが調査した結果、この資料は、NEPの国際文化フォーラムの事務局員である契約スタッフが借用している転送用のサーバーに入っていました。
このサーバーは、大きな容量のデータの転送や一時保存に使っているもので、サーバー全体にセキュリティロックをかけていました。
通常は、この契約スタッフと、制作プロダクションの社員の二人で、IDとパスワードを設定して使用していました。
しかし、一部の作業手順が不完全でロックがかかっていない状態が発生し、11月5日に、この無ロック状態のサーバーに、関連資料を送り込んだため、
「Google」の検索が可能な状態になったと見られます。
NEPでは、今回の事態を、極めて重く受け止め、関係各方面に深くお詫びをするとともに、今後は、情報管理を更に徹底し、再発防止に努めます。
ソース
ttp://www.nhk-ep.co.jp/pdf/houdou.pdf 皇室日程などを誤ってネット上に公開 - NHKエンタープライズ
ttp://www.security-next.com/007154.html