県教委は3日、08年度教員採用試験の中学校社会と高校書道の1次筆記試験で、
それぞれ1問ずつ出題ミスがあったと発表した。いずれも2点の設問だったが、
当該問題を採点から外した。県教委は「問題のチェック体制が甘かった」として、
受験者全員に謝罪文を同日付で送った。
試験は先月25日に実施。中学校社会(受験者91人)では、「白蓮教徒」とすべきところで
「百蓮教徒」と誤記。また、高校書道(同15人)では、宇治橋を架けた人物を問う設問が、
橋建設の経緯を記した宇治橋断碑を書いた人物を問うようにとれる表現になっていた。
いずれもマークシート方式で解答がない設問となっていた。
県教委では出版社に問題作成を委託。試験後の先月30日、県内大学の専門家らでつくる
「事後点検委員会」が問題をチェックしたところ、ミスが判明した。県教委は「試験前に十分点検できなかった。
問題作成システムを詳細に見直し改善したい」としている
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070804-00000191-mailo-l39