http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070914k0000m040105000c.html 子供を対象にした犯罪の発生状況を電子メールで知らせる長野県警の防犯情報配信
システム「ライポくん安心メール」に、同県警が不審者の特徴を歌手の和田アキ子
さんに例えて配信したところ、利用者から「不適切ではないか」との指摘があり、同
県警は13日、「適切な表現ではなかった」とするおわびのメールを登録者
約5600人に送信した。
指摘を受けたのは今月3日付のメール。同県箕輪町内で目撃された不審な男の
髪形について「和田アキ子風の黒色短髪」と表現した。男は8月31日夜、
ワンピースを着て女装し、下校途中の女子高校生に下半身を露出したという。
県警地域安全推進室は「目撃者の証言をそのまま使ってしまった。今後、
表現には十分に注意を払いたい」としている。和田さん所属の事務所
「ホリプロ」は「防犯を第一に考えてのことだと思うが、コメントすることは
ない」と静観の構え。
「ライポくん安心メール」は、希望者の携帯電話やパソコンにメール
サービス。昨年8月にスタートし、これまで370件以上の情報提供を行っている。
【川崎桂吾】毎日新聞 2007年9月13日 21時29分