山岳情報出版の山と渓谷社(東京都港区)発行の「尾瀬ブック2007」に掲載された記事の中の
用語説明が、読売新聞の記事と酷似していたことが分かった。
山と渓谷社は、盗用の事実を認めて本紙に謝罪し、14日発売の「山と渓谷」8月号でおわび記事を
掲載する。
問題となったのは、尾瀬ブック2007の「尾瀬独立」と題する記事。この中で「国立公園制度」の
用語説明の大半が、本紙夕刊と「YOMIURI ONLINE」(YOL)に今年1月5日に掲載された
「尾瀬国立公園 誕生へ」の国立公園の用語解説と同じだった。同社で調査した結果、執筆者が
YOLをプリントアウトし、用語解説をほぼそのまま書き写したと認めた。
山と渓谷社出版部の話「読売新聞社をはじめ関係者にご迷惑をお掛けしたことをおわびします」
(2007年7月14日7時56分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070714i501.htm?from=main5