中国製の家庭用圧力鍋の一部に、取っ手が高温になるなど消費生活用製品安全法が定める
技術基準を満たしていない製品があるとして、経済産業省は26日、輸入業者の三星刃物(岐阜県)
に回収を指導するとともに業務改善命令を出した。
経産省によると、基準を満たしていなかったのは同社が2003―07年に輸入し、
通信販売業者などを通じて販売した「マロンシリーズ」と呼ばれる圧力鍋で、
型番は「MR―180」「MR―200」「MR―220」。
取っ手が高温になってやけどを負う危険性があるほか、基準よりも低い圧力でふたが外れて
鍋の中身が飛び出る恐れもあるという。
三星刃物が製品を卸した栗林商事(新潟県)は技術基準を満たしていないことを知りながら、
基準適合を示すシールを張って販売していた。同社も経産省から厳重注意を受けた。
同製品は計約8400台がすでに販売されている。両社は先月から回収を進めているが、
回収率は約45%にとどまっている。これまでに事故の報告はないという。
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20070626AT1G2603626062007.html 三星刃物株式会社 ※現在お詫び無し※
http://www.mitsuboshicutlery.jp/ 栗林商事株式会社のお詫び
〜マロン圧力鍋をお使いのみなさまへ回収のお願い〜
弊社取扱い商品、マロンシリーズにおきまして技術検査基準に満たさない商品を
販売致しましたので、現在回収作業を行っております。
現在事故報告は御座いませんが、安全を期する為にご使用を中止して頂き、
代替品と交換させて頂きます。
ご心配とご迷惑をお掛けしておりますが、回収にご協力くださるようお願い申し上げます。
回収に関する通知を行っておりますが、通知がまだ届かない方は近日中に封書が届きますので
手続きに応じて代替品と交換させて頂きます。
お客様には多大なるご迷惑とご不便をお掛けする事を、心よりお詫び申し上げます。
その他のお問い合わせは下記にてお願いします。
【お問い合せ先】 栗林商事株式会社 TEL0256-92-4511 FAX0256-92-7084
http://kuri4511.co.jp/index.html