暴行事件受け県警本部長謝罪
県警の園田一裕本部長は22日午前の県議会で、県警地域課長の梁取優警視(14日付で警務部付に異動)
が高速バスの車内で五泉市の20代女性に暴行し、任意で事情聴取を受けたことについて、「幹部警察官が
このような事件を起こし、被害者、県民に深くおわびします」と陳謝した。自民党議員の代表質問に答えた。
園田本部長は事件の概要を説明した上で「(梁取警視は)部下を指揮、監督する立場。一層の綱紀粛正を
進め、再発防止に努める。県民の信頼回復を図りたい」と述べ、梁取警視を懲戒処分とする方針を示した。
調べでは、梁取警視は今月13日夕、県庁付近の居酒屋で課員と一緒に酒を飲み、自宅がある五泉市行き
の高速バスに乗った。女性は梁取警視が酒臭かったため、席を変えようとしたが、足を投げ出され妨害された。
同警視は女性の肩やほおに拳を押し当てるなどし、暴行容疑で任意の事情聴取を受けた。県警は近く書類
送検する方針。
新潟日報2007年6月22日
新潟日報
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=739