古川署は21日、業務上過失傷害と犯人隠避教唆の疑いで、宮城県栗原市築館横須賀、
同市教育委員会築館教育センター主事、千葉成喜容疑者(40)を逮捕した。
調べでは、千葉容疑者は4月28日午後10時25分ごろ、乗用車を運転し、大崎市
古川荒谷の市道交差点で同市の会社員男性(35)の軽乗用車と出合い頭に衝突。
男性に軽いけがをさせた上、同乗していた栗原市職員の知人女性(35)に身代わりを頼み、
現場で古川署員に対し「自分が運転していた」と、うその申告をさせた疑い。
事故の翌朝、知人女性が同署に出頭し「運転者は自分ではなかった」と打ち明けた。
栗原市によると、千葉容疑者は市に対し、酒を飲んで運転していたと話しているという。
古川署は酒飲み運転の発覚を恐れた千葉容疑者が、身代わりを頼んだとみて調べている。
栗原市の佐藤勇市長は「市政や市職員に対する信頼を失いかねない不祥事で、極めて遺憾。
市民に深くおわびする。事件の内容を確認した上で、(処分など)厳正に対処したい」と話した。
http://www.kahoku.co.jp/news/2007/05/20070521t13038.htm