不祥事件の発生について
この度は、高い公共性を有し信用を基本とする銀行業にあって、下記の不祥事件を引き起こし、
日頃のご支援を賜っております地域の皆さま、お取引先の皆さま、株主の皆さま等、関係者の皆さまにご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。
当行は、不祥事件が発生したことから昨年11月に業務改善命令を受け、不祥事件の防止を経営の最重要課題と位置づけ、
種々の防止策を実施して参りました。しかしながら、再度、不祥事件が判明したことを厳粛に受け止め、役職員一同改めて猛省するとともに、
再発防止に向け内部管理態勢の一層の充実・強化を図り、健全な業務運営に努めてまいる所存です。何卒引き続きご支援お引き立てを賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
記
1. 不祥事件の概要について
(1) 友田支店での税金等着服・流用について
平成19年3月27日(火)、お客さまからの問合せにより、友田支店勤務元パートタイマー(42才 女性)が
平成19年1月から平成19年3月にかけて税金等納付金743千円を着服し、1,594千円を流用していたことが判明しました。
元パートタイマーは、着服金を、消費者金融への返済及び生活費等に充当していました。着服金については平成19年4月3日(火)に全額弁償されております。
なお、元パートタイマーは、平成19年4月11日(水)付にて懲戒解雇処分と致しました。
また、本件については、平成19年3月28日(水)に大分県警日田警察署に通報しております。
(2) 大分市内店舗での現金流用について
平成19年4月10日(火)、お客さまからの問合せにより、大分市内店舗の行員(男性)が
平成19年3月から平成19年4月にかけてお客さまの投資信託購入資金500千円を流用していたことが判明致しました。
行員は、流用した資金は知人に一時的に融通していたと供述しています。
流用金については、平成19年4月10日(火)に事故者がお客さまへ投資信託の解約代金と偽って全額返済しております。
なお、本件については、平成19年4月13日(金)に大分県警中央警察署に通報しております。
2. 再発防止策
昨年12月に策定した「業務改善計画」に、今回判明した不祥事件の改善策を追加して確実に実行していく所存です。
今後、不祥事件の再発防止に向け、引き続き事務取扱の厳正化等、内部管理態勢の更なる充実・強化を図るとともに、信頼回復に向け全力を挙げて取組んでまいります。
以上
平成19年5月11日
【お問い合わせ先】 (株)大分銀行 総合企画部 広報調査グループ TEL 097-538-7617
ソース
ttp://www.oitabank.co.jp/kaisha/news/wn190511_f.html