【流出した情報について】
1) 会員データ
・メールアドレス、氏名、住所、電話番号等 81件
・メールアドレスのみ 3,766件
・メールアドレス、氏名、生年月日 246件
俺らだってぺーぺーじゃなし、ある程度自己防衛しつつ
流出覚悟でpサイト(アクション稼ぎ)に臨んでるわけで、侘びマイル次第では溜飲を下げないわけでもない。
一番の被害者は
2) 一般顧客データ
・セミナー招待候補リスト
・一般問い合わせ
いずれも企業名、所属部署、氏名、メールアドレス、電話番号等 1,985件
だと思われ。
『2001年4月から2002年9月まで』といえばネトマ(アフィシステム)の認知度が高まり
ネトマ的にも一番昇り調子だった頃で、雑誌関係は勿論、野村証券とかのテレビCMでもネトマのロゴを見かけたりしてた。
セミナーにも相当参加者はいただろうし、“候補”や“一般問い合わせ”も含めれば
当時アフィに興味を示した企業は数知れず。いわば中小〜大手企業の“アフィ窓口担当者”の詳細データがだだ漏れしたという事。
ttp://www.dnp.co.jp/importance070312.html 大日本印刷の↑では、『業務委託先の元社員によって不正に持ち出され、インターネット通販詐欺グループに売り渡されていた』わけだが
目糞鼻糞でも、今回のネトマ漏れはネット上(=世界中)にばら撒かれた。
『本年4月2日現在、当該情報が不正に使用された事実は確認されておりません。』なんて気休めにしかならない。
だだ漏れした情報をまんま売りつける業者はいない。
あちこちから掻き集めた情報を分析・統合し、より精度を高めて“求める”ヤシらに叩き売るのが本業。
需要があるから供給がある。
個人情報を詐欺目的で悪用するのはダメと分かっていても
成績(給与)一番の企業戦士だと、悪用するという意識はなく、自称コンサルタント業者とかから
わりと平気で買ったりしてる。
企業規模に関わらず、営業リーマンが個人で、もしくは部署単位で
コソーリターゲットとなり得る客層(企業担当者)の情報を喉から手が出る程欲しがってるのは周知の事。
当然、俺らの個人情報より「2)」の情報の方が有益性は高いと思われ
“アフィ窓口担当者”の情報なら、既存or起業予定のASP営業なら是が非でも入手しようとするだろう。
雑誌などの読みかじりだが、既に情報ごとにルートは出来上がっており
業者の展開も早く、3月流出なら、5〜6月にはパッケージは出来上がってる。
「2) 」の企業が『ウザ営業ぐらいなら』とおさめてくれればいいが
場合によってはネトマ相手に損害賠償を起こす企業だってあるだろう。
当然、ネトマの信用は真っ逆さま。
競合の少ないマイポ(大日本印刷)でさえ、めっきりp付きバナーや広告が減ってる現状
俺らの“稼ぎ”が減るのは目にみえてる。銀行融資引き上げ→改悪(換金渋り)→閉鎖も十分ありえる。
まあアレだ。取り敢えずこまめに換金しとけって事だ。