カージナルスのラルーサ監督、飲酒運転で逮捕
フロリダ州ジュピター──
米大リーグで昨季のワールドシリーズを制したセントルイス・カージナルスの
トニー・ラルーサ監督(62)が22日未明、飲酒運転の容疑で逮捕された。
警察によると、当地の交差点で信号が青に変わっているのに、動き出さない
スポーツ用多目的車(SUV)を発見。車の窓をたたいても、中にいた運転手は
すぐに反応しなかったという。
車を運転していたのがラルーサ監督で、ブレーキに足を乗せたまま眠っていた
状態だったという。警官は、目を覚ました監督に、車から降りるよう指示。
ラルーサ監督は、素直に警官の指示に従った。
アルコール検出検査をおこなったところ、規定の0.08%を上回る、0.093%の
アルコールを検出したため、飲酒運転の容疑で逮捕したという。
ラルーサ監督は、フロリダ州パームビーチ郡拘置所で4時間ほど拘束された後、
同日午前8時30分ごろに、保釈金500ドルを現金で支払い、釈放された。
同日のオープン戦後、「どのような処罰を受けるかは分からない。非常に情けない話で、
カージナルス関係者やファンの皆さんにお詫びしたい」と謝罪した。
ラルーサ監督は、アメリカン・リーグ、ナショナル・リーグの両方で、ワールドシリーズを
制した史上2人目の名将。大リーグで28年間、シカゴ・ホワイトソックスやオークランド・
アスレチックス、カージナルスを率いて、通算2297勝を挙げている。
CNN
http://www.cnn.co.jp/sports/CNN200703230009.html