★☆★女性にやさしいフィリピン★☆★

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地元警察によると、宿泊者名簿では236人が宿泊していた。宿泊客の大半はフィリピン人で、
うち172人はマニラで開催中の集会に参加するキリスト教系団体の信者だったという。
消防当局によると、焼死者の多くは部屋で就寝中だった様子で、火事に気付き避難しようとしたが、
強盗よけの鉄さくに阻まれ、煙に巻かれて窒息したらしい。

ホテルには火災報知機や非常灯、スプリンクラーなどの設備がないうえ、非常口がない階もあったという。
国の消防検査局は昨年8月に防災設備の検査を実施しケソン市に対しホテルへの改善指導を求めたが、
市は営業停止などの必要な措置を取っていなかった。ホテルのずさんな防災体制で被害が拡大した
可能性が強く、警察当局はホテルのオーナーから事情を聴くなど、本格的な捜査を始めた。

同国のアロヨ大統領は「市の責任は重大だ」と述べ、火災原因の徹底究明を関係省庁に命じた。

ホテルがあるケソン市はマニラ中心部から北東へ約20キロ。

[毎日新聞8月18日] ( 2001-08-18-19:23 )