454 :
異邦人さん:
一、都の西北早稲田の杜(もり)に
聳(そび)ゆる甍(いらか)は われらが母校
われらが日頃の 抱負を知るや
進取の精神 学の独立
現世を忘れぬ 久遠(くおん)の理想
輝くわれらが 行手を見よや
早稲田 早稲田 早稲田 早稲田
早稲田 早稲田 早稲田
二、東西古今の 文化の潮(うしお)
一つに渦巻く 大島国(だいとうこく)の
大なる使命を 担いて立てる
われらが行く手は 窮まり知らず
やがても(注)久遠の 理想のかげは
あまねく天下に 輝き布(し)かん
早稲田 早稲田 早稲田 早稲田
早稲田 早稲田 早稲田
三、あれ見よ彼処(かしこ)の 常磐(ときわ)の杜は
心の故郷(ふるさと) われらが母校
あつまり散じて 人はかわれど
仰ぐは同じき 理想の光
いざ声そろえて 空もとどろに
われらが母校の 名をば讃えん
早稲田 早稲田 早稲田 早稲田
早稲田 早稲田 早稲田