韓国旅行スレPart49

このエントリーをはてなブックマークに追加
533異邦人さん
嘗糞(しょうふん、상분)とは、人間の糞を舐めて、その味が苦ければその人物の体調は良くなっており、
甘ければ体調が悪化していると判断する、古代中国や朝鮮半島の李氏朝鮮時代まで行われた民間療法。
(あまりに野蛮であるため、日本の朝鮮統治下に禁止された)儒教では孝行の一種とされている。


◆朝鮮での嘗糞の実際

朝鮮では、6年以上父母の糞を嘗めつづけ看病し病気を治した孝行息子の話などの記録があり、
指を切って血を飲ませる「指詰め供養」(断指)や内股の肉を切って捧げる「割股供養」などと共に、
親に対する最高の孝行の一つとされた。

断指及び割股に関しては『三国史記』の統一新羅時代に記述が見られる為、
同時代に唐から入ってきたと推測される。
こうした風習は朝鮮時代まで続き、日韓併合後に禁止された。

世宗が編纂を命じた儒教的な教訓を纏めた書、『三綱行実図』には孝行の一例として挙げられている。
『朝鮮医籍考』によると、後に娯楽化し、人の糞を舐めてその味で誰の糞であるか当てる遊びが流行した。(상분유기)

また、朝鮮王の中宗は、解熱剤として人糞を水で溶いたものを飲んでいたという(東亜日報 2005年8月22日)。

20世紀に入っても人間の大便を民間医術に使用する例があり、
『最近朝鮮事情』には重病人に大便を食わせる例が載せられている。

また『朝鮮風俗集』には人中黄(冬期に竹筒に人糞と甘草を交ぜ地中に埋め、
夏期に取り出し乾燥させて粉末にしたもの)と言う民間薬が載っている。

嘗糞は「お世辞の言葉」としても使われ、お世辞の度が過ぎる輩の事を「嘗糞之徒」と言う。