ニッポン・デジタルカメラ業界を襲う再編の波
http://monoist.atmarkit.co.jp/fembedded/articles/siliconeswatch/10/siliconeswatch10c.html ペンタックスの生き残りは、デジタルデバイス開発にどのくらい投資ができるかにかかっているだろう。
このことを示す一例を紹介しよう。韓国のサムスンテックウィン社は、2007年のデジタルカメラ市場で
9.1%のシェアを確保し、すでに世界第3位のポジションにある。
2005年10月、韓国のサムスンテックウィンは一眼レフカメラをペンタックスと共同開発で提携した。
1年後の2006年10月にはサムスン初となるデジタル一眼レフカメラGX-10を発売した。
当時のペンタックスの鳥越興上級役員は、「提携によって技術面でサムスンテックウィン社から
得られるものを期待しているのではなく、技術者同士の交流の中から、新しいタイプのカメラが
生み出せるのではないか、その可能性に期待しています」と発言していたが、
わずか2年でサムスンテックウィン社は、日本の中堅デジタルカメラメーカーを駆逐したのである。
デジタル機器は、巨大資本がなければ勝てない。デジタル技術の進展は優勝劣敗の原則を加速させ
再編を促すことになる。
さすがサムスンテックウィン社
スペイン旅行にはサムスンのカメラ持って行ったら思い出が綺麗に残るだろう