韓国旅行 Part44

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372異邦人さん
地震が起きた十七日午後、私はソウルの地下鉄2号線に乗っていた。電車の中で新聞を売っている
販売員の叫ぶ声を聞いてびっくりした。

地震の被害が大きいというニュースのためで はなく、彼が叫んでいる内容だった。
「とても、良いニュースです。天罰です!日本に大地震発生、○○名死亡!」

私は、電車の一番終わりの車輌に乗っていたため、彼の叫ぶ声を何回も聞いた。
もしかして、日本人が乗っていないかと思って、周囲を見渡してみた。幸いにも、私の乗った
車両に、日本人はいないようだった。

しかし、これは何という妄言であろうか。諺の「火の出た家を扇ぎたてる」そのままではないか。
もちろん、新聞を一部でも売りたいという浅薄な考えから出た言葉だろうが、言ってはいいことと
悪いことがあるではないか。

・・・・・・わが国は、いまや先進国レベルに進出している。また、世界化を標榜して
力強く進んでいる。よって成熟した市民意識で、日本の被害を慰労する暖かい手をさしのべてほしい」


(キムヨンシン、ソウル市松坡区蚕室三洞)

(1995年1月20日Chosun日報掲載記事)

http://www.google.com/search?q=cache:plipZI89YC8J:noboryoma.hp.gaiax.com/diary/03/2067429/+%E9%98%AA%E7%A5%9E%E5%A4%A7%E9%9C%87%E7%81%BD%E3%80%80%E9%9F%93%E5%9B%BD%E4%BA%BA&hl=ja&ct=clnk&cd=15&gl=jp

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