韓国旅行 Part42

続き〜

韓国観光が孤立している。韓国の観光産業が為替と高物価のわなにかかってじたばたしている時、日
本・中国・シンガポールなど周辺国は、急膨張するアジア観光市場において熾烈なマーケッティング
を通じてパイを取り合っている。韓国を尋ねた日本人観光客は、2000年247万人で去年233万人に急減
した。一方、中国を尋ねた日本人観光客は2000年220万人から374万人に大きく増えた。日本を尋ねた
中国人観光客も今年の上期44万人で去年比13.3%も急増、韓国を尋ねる中国人観光客数(今年の上期45
万人)を追い付く勢いだ。

去年、韓国の観光客成長率はアジアの主要競争国に比べて一番低かった。日本9.0%、香港8.1%、台湾
4.2%、中国3.9%なのに比べて韓国は2.4%に過ぎなかった。専門家は韓国観光が越えなければならない
最大の障害物として高い物価を指摘した。2006年ソウルでのビジネス客滞在費は、世界主要都市の中
で3位、アジアでは東京を追い抜いて1位に上がった。ビジネス客が3泊4日滞在する時、ソウルは1,369
ドルで東京(1,161ドル)に比べて200ドルも高く調査された。

お客さんが減るか心配で、ウォン上昇でも価格をあげることができないから、旅行会社は赤字解消の
ために、オプション・ショッピングを強要するし、安い食べ物など低級なサービスにがっかりした観
光客は二度と来ようと思わない悪循環がつながっている。三星経済研究所カン・シンギョン首席研究
員は「お金と時間がたくさんかかる観光資原開発よりは、パッケージで個別ツアー(FIT)に転換してい
る世界観光市場の大きな流れに注目して、市場を先行獲得する必要がある。」「中国観光客誘致のた
めのビザ門戸開放など、対策用意を急ぐ必要がある」と述べた。

ソース：韓国日報(韓国語)[韓国観光新しい道を捜す]'高いコリア'未来がない
http://news.hankooki.com/lpage/culture/200709/h2007090218554286330.htm