韓国旅行 Part42

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288異邦人さん
■戦前・戦中からの在日韓国・朝鮮人

戦前・戦中から、在日韓国・朝鮮人の多くは港湾や鉱山、工場などでの労働によって生活してきた。
そのため日本語を話すことができず、日本で生活していく基盤は脆弱であった。
「大部分の人々は終戦後早々に故郷へ帰ってしまったとしても不思議はなかった」はずであるが
約4分の1が敗戦後も日本に定住するに至ったのには、後に日本人からも在日韓国・朝鮮人からも「棄民政策」であったと批判される
韓国政府が社会的な混乱のため、帰国事業を放棄してしまったことなどいくつかの要因が挙げられる。

朝鮮人の引揚に関しては、GHQと日本政府は引揚希望者を全員帰国させる方針であり、船便による具体的な送出人数に関しても
GHQが指示を出している 。また、日本国内(内地)の輸送に関しても具体的な指示が出ている。

■戦後の朝鮮人の日本密入国
戦後の大きな朝鮮人の日本移入の起因となった最初のものとして、1948年の済州島四・三事件がある。
同・事件で起きた済州島での虐殺は日本への難民/密航者を大量に生んだ。