国会教育委「小学生性暴力対策作れ」
http://www.worldtimes.co.jp/kansok/kan/seiji/080503-1.html 国会教育委員会は2日、全体会議を開いて、大邱小学生集団性暴行事件の発生経緯と対策などを追及した。
与野党の議員は最初の集団性暴行事件が起きて数カ月も経ってから、全貌が明らかになった背景には、
教育当局の安易な認識と鈍い対応が決定的原因だったと叱責し、今回出した対策も、取り繕い策や過去の
踏襲に過ぎないと糾弾した。
ハンナラ党の朱豪英(チュ・ホヨン)議員は、昨年の密陽女子中学生性暴行事件を挙げて、「このようなことが
起きているということを教育部の役人たちは (事前に)認識していていなければならないことではないか」とし、
「ところで(密陽事件)以後、今日報告した対策は全く変わっていない」と批判した。
柳議員は「教育部提出資料は、これまで同類の事件があるごとに繰り返し提出してきた資料以上のものではない。
14日に開かれる常任委会議には、今日不十分だと指摘された対策を提出することを望む」と注文した。
同党の李景淑(イ・ギョンスク)議員も「昨年の密陽性暴行事件以後の対策と比較して、改善されたものが一つもない」
としながら、小規模で行われる総合的性教育対策などを注文。「学校教育が学歴伸張にだけ集中し、人格教育を疎かにして、
こういう事件が発生した」とも指摘した。
金道然(キム・ドヨン)教育科学部長官は「指摘した通り、人格教育の不足であるようだ。性教育の実態を把握して、
良い方向に、教科的方向に改善する」と答え、「こうした問題が教科部次元だけで解決されるのではないので、
様々な部署が力を合わせて努力している」と答えた。
一方、ハンナラ党の姜在渉(カン・ジェソプ)代表はこの日午前、李明博(イ・ミョンバク)大統領と大統領府で持った
定例会見で、「今回の子供の日を、子供守り元年として宣言し、子供たちが誘拐や失踪、性暴行に遭わないようにする」
と明らかにした。
李大統領と姜代表は、警察庁などに特別対策機構を構成、誘拐や失踪通報が受けつけられたら、初動段階で積極的に
対応できる体系を構築することで意見が一致した。
韓国速報 08/5/3