生活保護費・不正受給の疑い
実際には治療を受けていないにも関わらず、治療を受けたという、うその申請をして、治療費やタクシーの通院費などの
生活保護費を不正に受け取っていたとして、警察は埼玉県深谷市の暴力団組員
の男とその妻から、生活保護法違反の疑いで、近く事情を聞くことにしています。
生活保護法違反の疑いが持たれているのは埼玉県深谷市の韓国籍の60歳の暴力団組員の男とその44歳の妻の2人です。
警察の調べによりますと2人は去年10月、群馬県内の接骨院で実際には施術を受けていないにも関わらず、受けたとする
うその申請書を提出し、深谷市から治療費やタクシーでの通院費などとして、生活保護費14万円あまりを不正に受け取った
疑いがあるということです。
警察はことし2月に、深谷市から告発を受けて捜査していましたが、近く2人から事情を聞くことにしています。
警察では2人が同様の手口で他にも生活保護費を不正に受け取っていた疑いがあるとみて調べることにしています。
ソース:NHK
http://www.nhk.or.jp/shutoken/lnews/01.html 生活保護費数百万円、組員に不正受給容疑…埼玉県警が捜査
埼玉県深谷市の暴力団組員で無職の男(60)と妻(44)が、虚偽の申請書で同市から生活保護費を不正に受給した疑いがある
として、埼玉県警が生活保護法違反(不正受給)容疑で捜査を始めた。
近く強制捜査に乗り出す。捜査関係者によると、男らは2007年10月までの約2年間、群馬県北部の接骨院で施術を受けたと
する虚偽の申請書などを深谷市に提出。移送(交通)費と施術費の名目で数百万円の医療扶助を受給した疑いがもたれている。
生活扶助なども受給しており、市は男に計約1800万円の返還を求めている。
医療扶助は「現物給付」が原則で、移送費は例外的に受給者に渡されるが施術費は医療機関に直接支払われる。しかし、捜査
関係者によると、市は施術費も男らに直接支給していたという。
(2008年6月27日03時06分 読売新聞)
ソース:読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080627-OYT1T00025.htm