★★ラスベガス★★〜PART30〜

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200異邦人さん
ええっとおおまかに解説すると

グレンフェット 穀物で育てた牛 全体的に肉が甘くなります アメ牛はこれが多い
グラスフェット 牧草で育てた牛 肉自体の味が肉っぽくなります 多少羊のような臭いもあるので苦手な人もいる
          オージービーフなんかに多いです

和牛は基本的には配合飼料ですが、脂肪の味を楽しむためどちらかといえばグレンフェットに近いですね

ドライエイジドは冷蔵庫で熟成された肉です
肉は腐る寸前がいちばんうまいっていいますよね?
その状態を冷蔵庫で管理しながら人工的に作り出すわけです
当然提供される部分のまわりの肉は腐ってしまっているので切り落とされ捨てられるので、食べる部分は元の肉の
半分にも満たない贅沢な食べ方です
肉にアミノ酸がものすごく増えている状態なので、肉自体がとても旨いです
反面、脂質は真っ先に腐り捨てられるため、全体的に脂分に乏しく、多少パサっとした食感は否めません

日本ではドライエイジドはなじみが無く、肉の管理も難しくもったいないのでやってるみせはほとんどありません
なにせ熟成は1週間から10日はかかりますから

NYNYのギャラガーズの前には巨大な冷蔵庫があり、肉が熟成している様子を見ることができます