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本情報は2005/10/13現在有効です。
ラオスに対する渡航情報(危険情報)の発出(2005/07/04)
1.概況
(1)ラオスにおいては、2003年2月以降、国道13号線上(バンビエン〜
ルアンパバーン県シェングンまでの区間)において、通行中の車両に対す
る襲撃事件が多発しており、外国人を含む多数の死傷者が出ています。
2004年度以降、襲撃事件等の発生は確認されていませんが、今後も同種の
事件が発生する可能性は排除できません。
(2)また、サイソンブン特別区には、いまだに現政府に反対する集団が存在
しているとみられ、2003年6月には路線バスが襲撃され、多数のラオス人
が死傷する事件が発生しています。
(3)シェンクワン県クーン郡及びその周辺においては、反政府集団による襲
撃事件が発生しています。今後、これらの集団が現政府の信用失墜を目的
として外国人に危害を加える可能性も否定できません。
(4)ホアパン県サムヌア周辺地域においては、2003年に大規模な襲撃事件が
発生したほか、2005年に入ってからもベトナム国境沿いのパーティー山付
近において、軍・警察当局と現地少数民族の間で銃撃事件が発生していま
す。
(5)首都ビエンチャンを含む全国各地においても、バスターミナル、免税店
等の施設や、バス等の交通機関を狙った爆発事件・襲撃事件が発生してお
り、外国人がテロや不測の事態に巻き込まれる可能性も排除できません。
(6)首都ビエンチャンを中心に置き引き、侵入盗、ひったくり被害が報告さ
れており、中でもひったくりには注意が必要です。また、貴金属店におい
て銃器を用いた強盗事件が発生しており、十分な注意が必要です。