★お前ら、免税店について語れ!★

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455異邦人さん
>>454
昔はほとんどの輸入品に物品税という「贅沢税」が掛けられていた。酒やタバコは酒税やタバコ税でもって明らかに
海外の市場価格よりも国内の販売価格が高かった。たとえばタバコは日本で200円くらいのとき、USでは1箱1$くらいが
相場だったし、ハンドバッグなんかの革製品もバカ高い物品税で海外価格の2倍位するのがざらだった。

免税屋は国際空港の出国後はどこの国でもない空白地帯になることを利用して、どこの国の税法も適用されない、
すなわち物品税も消費税もない商売が出来る、というのがメリット。ただしもともとそんな税金が存在しない国や街は
国全体が免税店みたいなものなので、Guamなんかは街中に免税店がいっぱいある、というのがその理由。

このビジネスモデルは日本においては20年くらい前まではまったく理にかなったものだったのだが、日米貿易摩擦が
きっかけで、海外製品の物品税がほぼ完全に廃止された今では、ほとんど「だまし」みたいなもんで、税金がないから
安いというのはLogicが通らない。実際今では「総合代理店」が日本国内で商売するとき取る高いマージンの部分を
差し引いてメリットを見せているというのが本当の所。USのリストプライス、免税やの値段、日本でのディスカウントショップ
での価格、日本の正規販売価格、の順番で高い値段がついているのは調べればすぐに分かる。

というのがオレの理解。