ラグビー日本代表125

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[ラグビーW杯]日本代表 6年間、山ほどカネ使って恥かいただけ
カナダと引き分けで5大会連続勝ちなし

 日本のラグビーがW杯で白星を挙げるのは100年経っても難しいのではないか。

 27日のカナダ戦は前半はリードして折り返しながら、後半に入るとミスを連発して自滅。2トライを奪われるなど相手の猛攻にも遭い、最大10点あったリードを守りきれず、引き分けに終わった。開幕前に掲げた「W杯2勝」の公約を果たせないどころか、
日本同様、ラグビーの後進国であるカナダにさえ勝てずに1次リーグA組の最下位が決定。これで91年のイングランド大会でジンバブエを下して以来、5大会連続で勝ち星なしの不名誉な記録を残した。

 試合後のジョン・カーワン・ヘッドコーチ(HC)は「十分に勝てるところまできたと思うが、残念な結果に終わってしまった。何か欠けているというより、個人のエラーが多かった」とミスの多かったフィフティーンをやり玉に挙げたが、今大会で惨敗したのは首脳陣の指導力不足も明らかだ。

 06年にカーワンHCが実質的に日本代表の指揮を執るようになってからは積極的に海外遠征を行い、強化に努めてきた。
06年からは環太平洋諸国のリーグ戦である「IRBパシフィック・ネーションズ・カップ」に参戦。昨年はラグビー大国ニュージーランドに出向き、州選抜とテストマッチを組むなど、強化費用は億単位にのぼる。

 それに加えて、ルールで認められているとはいえ、今回の代表メンバー30人中、外国出身選手10人を補強。外国人を主要ポジションに起用しながら、強豪国との差は埋まらないまま。強化に大金をつぎ込み、最大限の補強をしながらも世界の大舞台で赤っ恥をかいた。

 カーワンHCは契約満了に伴って退任するが、大会期間中に解任されてもおかしくはなかった。

 日本協会は来月から、19年の日本でのW杯に向けて監督の人選に入る。今回と同様、強豪国から監督の招(しょう)聘(へい)に動くが、勝ち目のない弱小国の指揮を執りたがる物好きはいないだろう。自身の経歴に傷をつけかねないからだ。

 実際、カーワンHCは今回1勝もできないことで次期オールブラックス監督候補から脱落したという。

 日本は監督の人選で難航し、19年のW杯に向けて後手を踏みそうだ。

日刊ゲンダイ 2011/9/28
http://v.gendai.net/q?uid=1&sid=A817&i=article%2Fdetail&aid=245569&p=1