片山右京って

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76F1板の人
94年F1開幕後、右京は実の姉を亡くし、自分は癌宣告を受け(後に誤診と判る)、
レース中にセナの死亡事故も目撃するんですわ。
身近な人の死や、自分の癌で精神的に追い詰められていた、
そんな極限状態で迎えたモナコGPで右京はいわゆる「ゾーン」を体験したそうです。
色や音はなく、暖かい光だけに包まれ、まどろむような心地よさとスローモーション映像の中、
路面に現れた光のラインを幸福感に包まれながら、トレースして走ったといいます。
その時のラップタイムは通常よりも2〜3秒も(←普通ありえません)速かったそうです。

その後何回かそんな体験をするうちに、右京はすっかり「あっち」の
世界が気に入ってしまったようですわな。
それを求めて山に行くとも公言してますし。