山にまつわる怖い話

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158底名無し沼さん
10年以上前の晩春、滋賀県多賀町にある山奥の廃村・五僧に彼女を連れ見物に行った。
夕方であたりは暗くなり始め、静寂と崩れた家屋が更に侘しさを漂わせていた。
ふと見ると、一軒の崩れかけた萱ぶき屋根の家の中から薄く何本も煙がたち
昇っていた。家の中を伺ったが真っ暗で、誰もいる気配がなかったし、火の気もなかった。
辺りに異様な気配がしてきたので急いで下山した。
急いで