1 :
底名無し沼さん:
山の名前、地名、人名・・・、固有名詞には読み間違い、記憶違いがつきもの。
初心者には難しい、またはつい間違える山の関係の名前を再確認しましょう。
地元の方、ベテランの方、よろしく。
(例) ×剣岳 ○剱岳(劔岳) www.town.kamiichi.toyama.jp/
×ひかりだけ ○てかりだけ(光岳) www.nagano-inpaku.gr.jp/imode/ya4/ya4_08.html
2 :
底名無し沼さん:2001/06/06(水) 00:16
×羊蹄山(ようていざん)
○後方羊蹄山(しりべしやま)
代馬(しろうまだけ)→白馬岳(しろうまだけ)→はくばだけ
3 :
底名無し沼さん:2001/06/06(水) 00:41
山は「しろうまだけ」、村は「はくばむら」、か。不思議。
www.bea.hi-ho.ne.jp/patariro/sirouma.html
ああ、このスレの趣旨とちがうけど一言いいかい?
熊本県にある阿蘇の話なんだけど。
よく「阿蘇山」って山の名前が出てくるけど、「阿蘇山」って名前の
山はないんだよ。阿蘇って地名。阿蘇郡阿蘇町が阿蘇のカルデラの
中にあるからね。
ちなみに火口がある山は「中岳」です。
5 :
底名無し沼さん:2001/06/06(水) 03:15
>4
それをいっちゃあ、山群を「○○山」といってその名前の峰が
ないというのはたくさんある。
6 :
底名無し沼さん:2001/06/06(水) 03:22
○○山を「〜さん」と読むか「〜やま」と読むかは
いちいち正式なものがあるのか?まあ、あるんだろうな。
白山の御前峰は本では「ごぜんがみね」と書いてあるが
地元の人は「ごぜんぽう」と言っているな。
三嶺は本では「みうね」だが地元の人は「さんれい」だな。
たぶん、正式名称と通称だろうが、正式な読み方はどこで
規定されているのだろう。
>>6 そうですね。どれが「正しい」かには諸説ありますか。
地元でさえ説が分かれている場合もありそう。
あと
>>2さんの例なんか「ようていざん」でないと分からない人が普通だったり。
homepage1.nifty.com/~polestar/polestar/vol9.html
そういうのもこのスレならではということでコメント付きで教えてもらえたら幸いです。
もちろん涸沢を「かれさわ」と言ってた昔の私のような者を救済するのが
このスレのメインのつもりですけど。
8 :
底名無し沼さん:2001/06/06(水) 12:59
>>5 八ヶ岳はそうだな。
富士山も最高点に剣が峰って名前がついてるが、富士山は富士山だよな。。。。
9 :
底名無し沼さん:2001/06/07(木) 05:45
県によって山の呼び名が違っていた例。
「白馬岳は富山・新潟では大蓮華山(おおれんげさん)と呼ばれていました。
白馬岳が有名になった今ではそう呼ぶ人はほとんどいませんが、
大蓮華山保勝会と云う山岳会が名残をとどめています。」 www2s.biglobe.ne.jp/~toyam/sanpokai/sanpokai.html
「大蓮華山保勝会は、大蓮華山すなわち朝日岳・白馬岳一帯を保勝する、
つまりその自然を保護する目的で、昭和3年に地元有志で設立され、
山岳の自然保護団体としては日本でも有数の古い伝統を有しており、
平成10年に創立70周年を迎えました。」 kakuma.net/gikai/h1012/
>>5 立山(雄山、大汝山、富士の折立)もそう。
「立山三山」というと雄山、浄土山、別山になる。
北アルプス→飛騨山脈
南アルプス→赤石山脈
中央アルプス→えっと・・・・・なんだっけ?
南蛮人の付けた名前ばかり使ってると
正式名称忘れちゃうよね〜〜〜。
11 :
底名無し沼さん:2001/06/07(木) 08:50
中アは木曽山脈だね。
12 :
川乗太郎:2001/06/07(木) 16:08
>>10 ウエストンは北アを日本アルプスと名付け、その他は日本人が後でつけたように聞いたことがあるけど。
13 :
底名無し沼さん:2001/06/07(木) 16:25
ガウランドって人が日本アルプスって言ったんじゃないのかな。
ウェストンはそこに赤石山脈を日本南アルプスって加えたようなー。
14 :
もう雑学スレだね:2001/06/08(金) 06:23
「日本アルプス」という名称は、イギリス人冶金技師ウイリアム・ガウランドが
「日本案内」という著書(1881年刊)の中で現在の南・北アルプスを「日本アルプス」と
名付けて紹介したのが最初。
www.azumino.matsumoto.nagano.jp/GALLARY/yoshida_hiroshi/yoshida_hiroshi.html
明治10年(1877年) ウィリアム・ガウランド 槍ヶ岳に登る。はじめて「日本アルプス」を用いる。
明治24年(1891年) ウェストン 槍ヶ岳肩まで登る(案内安曇村橋場の3人)
明治24年(1891年) ウェストン 『日本アルプスの登山と探検』出版
www.vill.azumi.nagano.jp/kouei/tokusawa/tokusawa.html
15 :
追加:2001/06/08(金) 06:34
播隆上人が初登頂に成功して以来、初めてこの槍ケ岳の山頂に立ったのは
ウィリアム・ガウランドという人物であった。彼は明治5年(1872)、大阪
造幣寮の鋳金技師として日本に招かれた英国人だったのだ。ガウランドは
明治11年(1878)、槍ケ岳やその他の飛騨の山々に登り、この山脈を
「日本アルプス」と命名した。
その後、日本アルプスの名を一躍有名にし、「日本近代登山の父」と呼ばれる
ようになる英国人宣教師 ウォルター・ウェストンが明治25年(1892)、
槍ケ岳の登頂に成功した。のちに彼はロンドンで発行した「日本アルプス 登山と探検」
という本の中で、槍ケ岳を日本のマッターホルンと称賛し、世界に日本の山々を紹介した。
tourism.rikkyo.ac.jp/yasujima/kikoubun/nakamura/jidaihaikei.html
16 :
春風:2001/06/08(金) 07:57
>10
〜アルプスよりも昔ながらの名前の方がなんだかしっくりくるなぁ。
たまにどこがどこのアルプスだ?なんて思うことがあるもので
17 :
take:2001/06/08(金) 19:49
おお〜勉強になるなーでもなんで山関係の名前って
難しい読み方が多いんだろ?結構きになる・・・・
それに意味さえわからないものもあるからな
18 :
何故?:2001/06/09(土) 06:52
名前の透明感No.1の水晶岳の別名が 暗黒感No.1の黒岳、
で水晶小屋は赤岳にある・・・
19 :
主任:2001/06/09(土) 11:03
山じゃないけど、白神のあたりに、日本キャニオンか秋田キャニオンか
忘れたけど、笑える場所がありましたよ。本家の千分の一(?)程度の
規模のやつ。
>>18 山の色が黒いため黒岳。でも、水晶が取れるから別名水晶岳。
小屋については、わかんないけど、赤岳より水晶岳のほうが有名なので
水晶小屋にしたのではないでしょうか?(商売だし)
20 :
底名無し沼さん:2001/06/09(土) 18:52
閼伽流山
さあ、何て読む?
21 :
底名無し沼さん:2001/06/10(日) 10:06
あがるやま?
当たっちゃってたらごめん。
22 :
20:2001/06/10(日) 10:13
23 :
底名無し沼さん:2001/06/10(日) 23:33
「あかるさん」ねぇ。読めねえわ。
ところで
>>22 のリンク先見てて気になって検索したら
「全国に烏帽子岳は54あるという」とのこと。
山の最多名称か?
24 :
底名無し沼さん:2001/06/11(月) 00:21
山群の総称は九重山(くじゅうさん)、主峰は久住山(くじゅうさん)、麓の町は九重町(ここのえまち)と久住町(くじゅうまち)ってのは?。
25 :
ほい:2001/06/11(月) 00:24
26 :
底名無し沼さん:2001/06/11(月) 06:34
28 :
烏帽子>駒 のようよ:2001/06/12(火) 06:53
全国に「烏帽子岳」は54あるという。
www.geocities.co.jp/HeartLand/6868/ebosi2.html
『日本山名総論』(白山書房刊)によれば烏帽子岳と烏帽子山で合計85座ある。
www.shinmai.co.jp/kanko/yama/0008.html
全国に「駒ケ岳」の名前がつけられた山が全部で15存在します。
www.jtb.co.jp/koho/00/tour04.html
どこかにこの手の話をまとめた本がありそうだけど。
29 :
底名無し沼さん:2001/06/12(火) 07:37
同名最多は「丸山」じゃなかったっけ?
ヤマケイで読んだような記憶がある。
30 :
ピンポーン>29:2001/06/12(火) 22:41
どんな山でもある地域にからは方向によって西山 東山って感じ
なんだよね 地元では実際
そんなに細かく山の名前のチェックする意味あるかな?
32 :
1:2001/06/13(水) 22:47
>>31 まあ、スレの趣旨は
>>1や
>>7に書いたとおりで
細かく山の名前のチェックするつもりはないんですよ。
初心者向けの知識の確認や意外な話題の広がりを楽しむことが
できればなってところです。
33 :
ダブルアックス:
>>31 そうだね。
松本あたりでは、美ヶ原高原一帯が東山、北アルプスが西山と呼ばれてる。
32にも同意。山名はおもろいよ。
ところで、北アルプスの山体が削られて海底に堆積し、盛り上がったのが
長野県大町市あたりの東山らしいよ。フォッサマグナ地帯は研究の価値あり。
とてもおもろい。でも地域は広いからなあ。糸魚川ー静岡構造線から関東一帯まで
含まれるからなあ。大変だア。