1 :
名無しの21才:
小学校の時に放送室に置いてあった演劇の脚本に載っていたのですが、
実際に谷川岳で遭難し、宙づり状態の遺体のザイルを狙撃した事件が
あったそうです。検索してみたのですが、なかなか詳しいソースが
見当たりません。誰か、詳しく知ってる人教えて下さい。
どこかのスレッドで見たなぁ、その話題。
そんなことあったんだぁ……って思った。
3 :
底名無し沼さん:2001/03/26(月) 17:02
私も知りたいage
4 :
底名無し沼さん:2001/03/26(月) 19:11
依頼されてザイルを狙撃したのは、たしか
自衛隊だったと思う。遭難者の死亡を確認
出来たが、降ろせない状況にあり、狙撃に
て落下させ遺体を回収したと私の記憶にあ
り
5 :
Mr.名無しさん:2001/03/26(月) 19:37
ゴルゴ13みたいじゃん!
すげーー!
6 :
底名無し沼さん:2001/03/26(月) 20:40
渡しもそんなに詳しくは知らないけど、最初は機関銃で撃って切ろうとしたけど巧く当らなくて、
結局狙撃銃を使ったそうだ。
その時も、ザイルの伸びで弾が当っても、ザイルが逃げちゃうから切れなくって、
最終的にはザイルを岩が密着している部分を撃って、やっと切れたらしい。
ちなみに、当時谷川で活躍していた某サルベージ集団(御存知、某山岳会)の親分は
後日、現場に行って検証した結果、
自衛隊や銃器なんかを動員しなくても遺体の回収は出来た、とコメントしていた。
最初に現場に行った著名クライマーがサルベージ屋に負けたくなかったから、
「絶対回収不可能」ってコメントしたから自衛隊出動となったって言う説もあり。
なるほど...。宙づり状態で発見した時にはまだ生きてたんでしょうかね。
図書館で当時の記事を探してみようかと思います。昭和40年代でしたっけ?
大体いつ頃か分かりますか?
...教えてくんでスマソ。
8 :
初心者(5.9):2001/03/26(月) 23:23
>>6 森田勝がいたところだね。みどりだったっけ?
9 :
底名無し沼さん:2001/03/27(火) 00:17
機関銃を発射してるところは、テレビで見ました。
数年前の番組です。モノクロだったと記憶してます。
10 :
底名無し沼さん:2001/03/27(火) 00:52
>>7 即死
>>9 僕の記憶ではカラー。
戦闘服やヘルメットが緑色だったような、、
自分で色補正してるかも。
11 :
Mr.名無しさん:2001/03/27(火) 02:12
横浜の鍋牛。射撃したのは自衛隊。
写真家の小森氏著の「垂直の上と下」に詳しく書いてある。
12 :
おろくさん:2001/03/31(土) 02:11
救助隊(民間&警官・消防)が二次事故で亡くなることも珍しくない。
また死んだ者、遺族には面目ないかもしれんが粗野なやりかたで引き上げられる
ことって他にもあるよ。
助けてもらっても謝礼なし、お詫びのみっていう話しもゴロゴロ。
山で死んだらゴミ扱いされる心構えが必要。
13 :
ダブルアックス:2001/03/31(土) 16:59
↑遺体をザイルでぐるぐる巻きにして
落下させるのが「流星法」
沢に流すのが「流水法」
寺田氏の「谷川岳 大バカ野郎の50年(30だっけ?)」所載
遺体の回収法でした。
14 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/31(土) 19:45
みんなお星様になっちゃえー
15 :
ゴルゴ13:2001/03/31(土) 21:20
俺の仕事だった。。。
報酬は、500万ドルだった。スイス銀行振り込み。
16 :
底名無し沼さん:2001/04/10(火) 22:10
G13型トラクター買いたし>15
17 :
文次郎:2001/04/21(土) 11:20
ザイル狙撃事件は、昭和39年の出来事で 角川文庫 沢野ひとし 著 「てっぺんで月を見る」
におおよその事が載っています.関係者:横浜の蝸牛山岳会、緑山岳会、雲表倶楽部、JCC、小森康行、
18 :
ゴルゴ13:2001/04/21(土) 19:13
連絡を待て!>16
19 :
依頼人:2001/04/28(土) 00:06
賛美歌第13番のリクエストを手紙でだす
頼むぞ>18 デューク
20 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/04/28(土) 10:49
みんなお星様になっちゃえー
21 :
ゴルゴ13:2001/05/04(金) 03:30
了解した。>19
報酬は400万ドルだ。第一勧銀本店へ振り込んでくれ。
決行は5月5日(ゴルゴ)だ。
22 :
ゴルゴ松本:2001/05/04(金) 06:42
あ〜命!
23 :
19:2001/05/11(金) 21:37
申し訳ない>21 ゴルゴ13
400ウォンしか振り込めなかった
次回はバーツでまとまった金を振り込む!
24 :
ゴルゴ13:2001/05/15(火) 01:31
400ウォン!
がーん!( ̄□ ̄;)!!
たしか、日本円で40えん・・・
25 :
禁断の名無しさん:2001/05/30(水) 03:53
たしか銃撃されてたのは、
宙吊りになったまま死んでるやつだったと思う。
26 :
底名無し沼さん:2001/05/30(水) 04:37
>>25 アナタハ イマゴロ ナニヲイッテイルノデスカ?
27 :
プロデューサー:2001/05/31(木) 03:59
>>25 さんまの「からくりテレビ」に一茂、知美、たまお、みよこ達と
同席ねがいます。
28 :
山登り:2001/06/01(金) 00:15
もう20年以上前に、ニュース映像で見た。
(モノクロだった気がするが。)
狙撃されて落とされた遺体が、山肌にぶつかって、
バラバラになって落ちて来る映像だった。
ゴロゴロ転がり落ちてくる「絵」はかなりショックだった。
遺族への配慮など全く無く、
昔はあんなの平気で放送してたんだよなぁ。
29 :
底名無し沼さん :2001/06/01(金) 01:24
本の題名は忘れたけど、遭難者(おろくさん)ばっかり
集めた写真集があったよね。もち、宙ずり写真もあった。
「いつかある日」と言うにはグロだったな。
30 :
やまきつね:2001/06/01(金) 12:32
>28
俺が見たやつはバラバラにはなってなかったよ。
赤っぽい塊の上方5mぐらいのところに着弾させて
ザイルが切れて落ちて来た映像だった。
もしや色々なところで実行されている作戦だったのかなぁ?
31 :
山登り:2001/06/01(金) 15:31
>>30 えっ、ホント?じゃ俺が見たの違う所かな?
バラバラにはなってたと思うんだけど。
映像と一緒に淡々としたナレーションが、
そう言ってた記憶があるんだよなぁ。
32 :
底名無し沼さん:2001/06/05(火) 02:12
33 :
底名無し沼さん:2001/06/05(火) 02:43
>>32 訓練じゃないのかな?
検索したけどみつからんかった。
34 :
底名無し沼さん:2001/06/05(火) 23:53
>>33 なるほど、訓練ですか。
道理でベースにしていた駐車場で登山者と救助隊の人がずいぶん
マターリとした雰囲気だった訳だ。
35 :
Xスナー:2001/06/06(水) 08:00
5ルンゼあたりで骨折したりした人がいたみたいだよ。
命に別状はなかったようだけど。人から聞いた話なので
詳しくは知らない。
36 :
やまきつね:2001/06/06(水) 16:08
>31
えと・・・ナレーションは入ってなかったし、
吊るされてたのは赤いシュラフのようなものにくるまっていたように
見えたよ。
TVの2時間の特番でやってたよ。
見たのは一瞬だったので詳しく覚えてないけど
感想は「昔は酷いことしたものだなぁ・・・」でした。
でも、遺族も同意の上でやってるんだろうなぁ・・・
よく判りませんが自衛隊が演習場以外で実弾を使ったのを
始めて見たシーンでもありました。
37 :
山登り:2001/06/07(木) 14:48
>>36 そっかー。何だろ?俺の勘違いなのかな?
下二行は同意なんだけどさ。
何か胸のつかえがとれないよー。
38 :
安楽椅子登山家:2001/06/16(土) 09:47
>>36 >>37 遭難したのは2人だったから
どっちか1人がばらばらになったのでは ?
報道陣も百人以上いたから
フィルムも何本かとられているはずです
ちなみに射撃手は47人もいたそうです
39 :
36:2001/06/16(土) 12:40
2人だったの?知らなかった・・・。
赤っぽいシュラフに包まってた人は頭までしっかり
ファスナー閉まってたように見えた。
ナレーション???
うーん・・・入っていたかも知れない・・・
これは推測だけど俺が見たのはカット処理されていたのかもしれない。
バラバラになる映像はドギツすぎるもんね。
自衛隊が使用していたのは50口径のマシンガンに見えたけど、
定かじゃないっす。
あれって殆ど反動無いから標的をしくじることは滅多に無いんだけどなぁ。
当たったらミンチのようにバラバラになるのは確実です。
意識して当てたのかな?でも、なんでかな?
詳細きぼんぬ
40 :
安楽椅子登山家:2001/06/16(土) 13:41
え ?
ばらばらになったのは 落ちる時に山肌にぶつかったからでしょ→
>>28 それから 射撃の距離は約140m
はじめに使ったのが小銃で その後が軽機関銃です
約二時間かかって 1000発以上の弾が使われたそうです
ザイルが細いため 当たってもくるくる回ってしまって
なかなか切れなかったようですよ
その後 指令官が「ザイルが岩に密着しているところを狙え」と指示したら
すぐ切れたそうです
41 :
山登り:2001/06/16(土) 21:03
おぉー!ここに来て詳しい方が!
前も書いたけど、撃たれてバラバラになった訳じゃなくて、
山肌に激突してバラバラになってしまった記憶があります。
>>39 最初に一人落ちて、ザイルでつながってたもう一人も、
一緒に落ちちゃったんだよ。
初めに落ちた人はすぐ亡くなられた様だけど、後から落ちた人は
暫くは生きていたそうです。
程無くその人も絶命し、ザイルを狙撃して遺体を下ろす(落とす)
方法を取ったのだと記憶してる。
42 :
安楽椅子登山家:2001/06/16(土) 21:57
>>41 あれれ・・
私の読んだ本では
発見者は群馬県警のパトロール隊員で
見つけた時には もう二人とも身動きひとつしてなかったって書いてあったよ
どうだったのかな ?
あとで検死とかして 死亡推定時刻を出したのかな ?
43 :
山登り:2001/06/16(土) 23:37
>>42 えっ、ホント?映像では既に、御二人共亡くなられていた様だったけど、
(というか見ただけじゃ判別できないんだけど)
やはりナレーションでそう言っていましたよ。
でも生きてたら、最初は反応があったって事ですよねぇ。
それはそれで何か凄く嫌だなぁ・・・。
44 :
やまきつね:2001/06/18(月) 13:24
えー、記憶があいまいですいません。
記憶を思い出しながら書きます。
私が見た映像はTV番組で古い映像の特番でした。
1.切り立ったガケ(山の中腹にみえた)に赤いシュラフらしきもの
が1つぶら下がっていた。
2.中身は動いてなかったし、そもそもシュラフらしき物の
ジッパーは全部閉まっていた。
3.自衛隊員?(服装、ヘルメットの色・形状からそう判断した。)
がその3〜5m上部を機銃で連射した。
(ちなみに軍装は好きだが自衛隊はよく判らん。警察予備隊と
呼ばれていた頃は軍服を着てても所属は警察だったかもしれない。)
4.機銃は3脚付き。
5.撃たれてすぐにシュラフは落ちて来た。
(フィルム・カットかした可能性あり。)
シュラフには当たってない。
(もし当たったらそれこそバラバラになるはず。)
6.ガケ下に墜落。斜めになった岩棚に当たってバウンドし、
そのまま滑り落ちていった。(ように見えた)
そこで、終わり・・・・
7.ナレーション有無は覚えていない。
だったような・・・記憶が曖昧なのであまり気にしないで下さい。
このシーンは時間にして30〜40秒程度の短いものでしたが
衝撃的でした。
45 :
安楽椅子登山家:2001/06/18(月) 15:43
う〜〜ん・・・
でも 衝立岩登攀中に滑落したんだよね ?
赤いシェラフに包まれていた・・???
ザイルは赤だったそうだけど
謎は深まるばかり(w
ちなみに私が読んだのは
山際淳司『みんな山が大好きだった』中公文庫
46 :
宿六:2001/06/18(月) 16:05
所は谷川岳一の倉沢衝立岩正面ルートでその当時の日本の最難関
ルートで初めて登られてから誰も登っておらず亡くなられた二人は
横浜蝸牛山岳会の方でこのルートの第二登を狙ったものでした。
運悪く墜落して、セカンドの方が止めきれず、遭難となったもので
す。墜落直後は意識がありましたが、自力では脱出できず、その夜
には応答もありませんでした。
このルートを登れるクライマーも最優秀の一部に限られていました。
当然ながら彼らから自分が登って助けるというものもありましたが
二重遭難を恐れてそれは許可されませんでした。実際には登っても
もう生きては救出できなかったと思います。
何時までも遺体を壁につるしておくわけにもいかず、自衛隊の銃撃
となったものですが、その後の登山界に大きな汚点を残したことは
間違いありません。現在ではヨーロッパの救出技術が伝わり、また
用具の発達などでこのような悲惨なことは起きないと思います。
47 :
山登り:2001/06/18(月) 20:04
>>46 この事件は登山界の汚点なのですね。
実際、こんな事が頻繁にあったら何か悲しすぎる。
20年以上前にやっていた(今もやってるけど)「衝撃映像」の特番の中で見た
映像の中で、何故かこの事件が一番印象に残っている。
正確に言うと、この事件だけは記憶から消えない。
そういえば、シュラフの色かどうかは忘れてしまったけれど、
「赤」の記憶はあるなぁ・・・。モノクロとカラー、両方見ているかもしれない。
48 :
思い出すなあ。。。:2001/06/18(月) 22:32
>射撃の距離は約140m
衝立岩中央稜の下部テールリッジのテラスあたりから撃ったと思う。
あそこからだと、第1ハング下にぶら下がった遺体を少しだけ上に
見上げる感じ。
カービン銃で撃ったがあたらないので機関銃を使用したと聞いたけ
どね。衝立岩正面壁雲稜ルートは南博人氏らが初登攀。ボルトをか
なり使ってるが、あそこの岩は非常に堅いンだよ抜け易い。それに
かみそりのように鋭利でザイルが切れ安いんです。
蝸牛の2人は3ピッチ目か、第2ハングまで辿りついていたんじゃ
ないかなぁ?まあ、そのあたりは良く知らないけど。
俺も高校生の時(1964年)登ったけど、銃弾のあとが凄かった
ね。その時下からきた後続のパーテイは、ザイル操作に失敗して
衝立スラブまでまっさかさまに落ちてしまいました。
中央稜を懸垂下降してスラブを辿って下山していた時に頭がない
遺体を見てしまいました。剣岳の幻の大滝を初登攀した方と聞き
ます。
49 :
底名無し沼さん:2001/06/18(月) 22:35
>>46>>47 人工登攀の黎明期でしたね。
その後ICIでユマールの実物を見たときは感激しました。
また、ユマールでもザイルの切断事故が起きてますから新技術や
装備でも完全では無いんですね。
トロールの嫉妬ハーネスも背骨を損傷すると言われてましたね。
50 :
思い出すなあ(2):2001/06/18(月) 22:49
最近はどうだかしらないけど。当時一の倉沢は墓場みたいだったぞ。
ICI石井スポーツを拠点としていた緑山岳会なんかはほとんどサ
ルベージ屋みたいだったよ。
春の滝沢スラブでは登山靴が片方落ちてたり、烏帽子の奥壁変形チ
ムニーのなかにニッカーズボンだけが落ちてたりするんだよね。
俺はまだガキだったからビビっちゃったよ。
悪運強くてまだ生きてるけどね・・・
51 :
> 49:2001/06/19(火) 00:59
そうそう、ユマールの創世記。あらにゃー感激したね。
ガタイはでかいのに軽かった!まだあるの?
52 :
↑:2001/06/19(火) 09:51
ユマール登場は人工登攀の黎明期じゃないね、日本人がアイガー
なんか登り始めた68-69年頃活躍したのだ。
衝立正面壁は第2次RCCやJCCなどをさしおいて雲稜会が
総力あげて開発した当時としてはウルトラ級の人工ルート。
南氏は衝立登攀にあたって、日原鍾乳洞前にある燕岩で大ハン
グ(張り出し6メートル)でボルトの使用実験をしてるね。
俺は当時中学生だったんだが偶然下で見ていて肝を潰したも
んだ。南氏は穂高の屏風岩でもボルト乱打の新ルートを作って
物議をかもしてたな。
ちなみに、銃撃事件の時の赤シュラフは間違いのはず、当時
の登山姿で2つ折れになって1ハングの下20Mくらいのと
ころでぶら下がってる写真見た。
53 :
底名無し沼さん:2001/06/19(火) 10:35
2重遭難のおそれがあるから銃撃か。これは行政の発想だろ。
初登攀は困難だけど2登以降は段違いに易しいんだよ。
ただ、身動き出来なくなったものの救出は初登とはべつに
けた違いの難しさが発生するのは事実。
死んでるなら話しははやい。ザイル切断にいけばいい。
プルージック縛りでバイパスロープを80Mほど継ぎ足し
て下に降ろしても良いのだが、この場合上にもうひとり
いた。その人の生死を確かめに第2ハングまでいかなけ
ればならない。2ハングからスラブまではもうザイルのと
どく距離を越えるから、衝立頭あたりからワイヤーで引っ
張り上げるしかないんだね。ヘリなんて飛べる場所じゃな
いし。山で死んだら野たれ死にというルールじゃダめなの
かな?
54 :
底名無し沼さん:2001/06/19(火) 12:38
>>53 >野たれ死に
本人の遺志はともかく、遺族がだまっちゃいないでしょ。
55 :
底名無し沼さん:2001/06/19(火) 13:51
確か自衛隊は、打ち落とせなくて撤収。
そのあと警察の狙撃隊が1発で打ち落としたはずです。
56 :
安楽椅子登山家 :2001/06/19(火) 14:13
>>53 たまたま谷川岳に来てた二人のクライマーと蝸牛会のメンバーが
ナイフでザイルを切断しようと登ったけど
結局手が届かなくてあきらめたらしいですよ
57 :
底名無し沼さん:2001/06/20(水) 00:59
>>56 第一ハングの上まで登らなければザイルには届きません。
遺体は約5m以上壁から離れますから。手が届かなくて
あきらめたというより、第一ハングまで行かなかったと
いうことでしょう。
だけど、上の人の回収を考えるとどのみちあきらめたと
思うけど。
58 :
えばんず:2001/06/20(水) 09:24
>>54 自分は良くても死体をそのままにすると衛生上よくないしな・・・
しかし、趣味で危険なところに登って勝手に落ちたこいつらのために
何人動いていくら使ったのかなぁ・・・
自衛隊なんか税金だよなぁ・・・
こういう時って、遺族が全経費を持つの?
それならいくらでも遭難して良いけどさ・・・。
>>55 ?
俺の見た映像は機銃掃射ヴァージョンで簡単に落ちてきたよ。
>>56 草刈カマみたいなもので切ったら落ちなかったかな・・・
あ、まじレスしないでね。
59 :
名無しさん:2001/06/20(水) 11:24
アイスラッガーじゃだめ?
60 :
底名無し沼さん:2001/06/20(水) 12:25
いいんじゃない?
61 :
Xスナー:2001/06/21(木) 02:06
まあまあ、自衛隊や警察は国民の生命と財産を守るために存在するわけで…
ところで、あそこのハングって、5mも壁から離れちゃうっけ?
なんか、段段のハングで庇と言えるほどでもないし…
つうか、忘れちまったよ。
おいらも雲稜で落ちたことあるしさ。(腐ったボルト…一応自力下山)
62 :
底名無し沼さん:2001/06/21(木) 02:28
自衛隊や警察だったら、
お金いらないんじゃないの?
いるとしても食事代くらい??
民間の人使って山狩りするなら
いると思うけど……
63 :
底名無し沼さん:2001/06/21(木) 11:41
>ところで、あそこのハングって、5mも壁から離れちゃうっけ?
「5m」か。ダイレクトカンテの直上ルートならかなりじゃない?
俺あそこであぶみ落っことしてびびったよ。おまけに雨が降ってき
てねサイアク。
雲稜の場合は、ビレーポイントが第2ハングあたりからだとやはり
けっこう外に張り出すのでは?
64 :
>62:2001/06/21(木) 11:43
いやだからね 税金ってただじゃないわけでぇ・・
65 :
底名無し沼さん:2001/06/21(木) 12:00
>>61、
>>62 自衛隊も警察も俺達の税金で経営が成り立っている。
間接的に商売に寄付しているのですよ。
山に興味の無い人には遭難救助は税金の無駄使いにしか見えないの。
山岳救助隊なんて存在がそもそもおかしい。
大体無線機一つ持ってない奴もいるし、天候が悪くなると遭難するのも
おかしいよ。「山で死んだら野垂れ死に」してほしい。
66 :
元自だよ:2001/06/22(金) 01:20
>自衛隊
毎日、走ってばかりなんだから、こんな時くらい活躍させてやれ。
と言うか、こんな時に使わないと勿体ないわな。
どっちにしろ、遭難がなくなって経費が少なったところで、警察や
自衛隊の経費が減って税金が安くなるわけでもないし…
遭難なんてない方がいいに決まってるんだが、税金にこだわる人って
そんなに税金で苦しんでるの?おいらは高額納税者でもないから、全然
気にしないよ。そりゃ、アメリカとか税金安い国のほうがいいけどさ。
>>63 ダイレクトカンテってことは、雲稜第2?
68 :
宿六:2001/06/22(金) 12:00
海の遭難は大抵がプロの漁師だけど年間の件数と亡くなられる人の数は
山の比ではないでしょう。遭難があれば海上保安庁・警察・自衛隊も出
ることがありますが、これを避難する記事を読んだことがありません。
彼らがプロだからですか? 登山は遊びだから、それで遭難する奴は自業
自得だというのでしょうか。俺は魚は食わないという人がいれば、しけの
海で魚を捕ってくれとは頼んでないので、税金で捜索する必要がないと
いうのと同じでしょう。
税金・税金というけど自営業なんかで払ってない連中のほうがよっぽど
問題じゃないのかな。
69 :
宿六:2001/06/22(金) 13:08
訂正 避難=非難
ダイレクトカンテ=私らの頃(35年前くらい)は別名 都立大ルートと
言ってたような覚えがあります。衝立ての右側の壁で
ハングで頭を押さえられて右上に逃げていって最後は
北稜にでました。直上ルートというのはそのハングを
乗っ越していくのだと思います。登ってないので判り
ませんが、確かにでっかいハングです。
>>68は登山技術よりまず一般常識を覚えたほうがいい。
71 :
安楽椅子登山家 :2001/06/22(金) 15:28
>>63 この事故は 雲稜(第一)ルートの第一ハングの事故ですので
ダイレクトカンテでぶつかる大ハングとは 全然別のところです
>>69 大ハング下を右のカンテを目指してトラヴァースするのはダイレクトカンテ
大ハングを乗り越すのは 雲稜第二ルート
72 :
安楽椅子登山家:2001/06/22(金) 16:54
なお
問題の雲稜第一ルートは
1982年 池田功 南場亨祐によってフリー化されています
フリーライン名は「グリズリー」です
73 :
底名無し沼さん:2001/06/22(金) 17:46
同じ衝立にある「A字ハング」は雲稜第一と比べてどうなの?
74 :
底名無し沼さん:2001/06/22(金) 17:52
>>68 仕事中の事故と、趣味=遊びの事故をいっしょに考える
頭がすでに狂ってる。
75 :
底名無し沼さん:2001/06/22(金) 20:00
76 :
底名無し沼さん:2001/06/22(金) 22:52
>>68 いくらなんでも仕事と遊びを同じに見ちゃいかんだろう、魚を食わない人ってのがワラタ。
それをいうなら、マリンレジャー事故のほうがたとえとしては適当だろう。無論こっちも死人・件数は山岳遭難の比じゃない。
日本は昔から海洋国だったから海の事故に関してはノウハウもシステムもしっかりしている。比べて山岳がどうかとかは知らんけど海に比べて不十分なのは確かだと思う。だから金も労力も大きいのでは。
山岳遭難が非難されるってのは、結局は海より山に行く人のほうが少数派だからじゃないのかな。
77 :
:2001/06/23(土) 01:06
安楽さんホントもの知りだね。
アームチェアディテクティブなみで?
78 :
:2001/06/23(土) 01:09
衝立の岩質ってなに? あのへんはホスンフェルスとか堅い石が
あるらしいけど どーなの?
79 :
関係ないけど・・・:2001/06/23(土) 01:15
一の倉ふくめて日本で最も大きいオーバーハングのある難ルート
ってどんなのがありますか?ちょっと興味がある。
昔丸山東壁(黒部)に緑ルートだったかのでかいハングがあった
よね。崩壊でなくなったらしいけど・・
あと、武甲山の幕岩鷹巣ハング、これも巨大だったらしいが山そ
のものを削ってなくしてしまったよね。
80 :
安楽椅子登山家:2001/06/23(土) 01:16
>>77 うんうん・・
わかってくれますかー
なんかうれしー(w
だから 実際に登った人の話を聞くのは楽しくってさ !(w
81 :
底名無し沼さん:2001/06/23(土) 02:08
屏風東壁青白ハング直上。全体にかぶってるから。
それとやっぱり衝立の正面ダイレクトカンテ直情ルート
<気持ち良い小ハング編なら>
・フリーで意外にオモシロイのは前穂4峰新村北条の古典ルート。
・前穂東壁Dフェース直上もフリーなら難易度高いとおもうけど。
・チンネ北条〜Eクラック直上もフリーなら高度感は抜群です。
が推薦。
<番外編>
・三つ峠、JECC4段ハング。超ゲレンデ級ですね。
・日原の燕岩雲稜ルートこれはでかいよ。(現在は登攀不可能?)
82 :
安楽椅子登山家:2001/06/23(土) 02:33
雲稜第一ルートを開いた南博人さんに関しては
新田次郎『蒼氷・神々の岩壁』新潮文庫
の中の「神々の岩壁」で実名でくわしく載っています
83 :
底名無し沼さん:2001/06/23(土) 08:54
≫79
エッ!緑ルートの大ハングって中央バンドの上の?
無くなったの?
張り出しの大きさでは奥鐘OCCルートの第四ハングは
6mと大きく岩壁の上部なので気分は最高。
丸山緑の上部ハングが弱点を縫うようなラインなのに
比べこちらは堂々と(?)正面を越えている。
あと京都ルートはハングの多いヤツばかり。
84 :
明星山は?:2001/06/23(土) 11:43
小滝の明星山にはでかいハングのルートなかったっけ?
30年前に登りに行こうとして以来それっきりなんで
気になる。
85 :
世界で一番は?:2001/06/23(土) 11:48
まあ、知られないのもあるんだろうが、知られてる中で
世界で一番でかいオーバーハングルートって・・・?
映画でも紹介されたドロミテのバイオレットツルムあた
りかな? 壁全体がハングしてるのあれだよね?
あとヨセミテにもなんかすごいのがありそうだけど。
でも、良いルートっていうのは岩の弱点を縫って登る
っていう考えかたもあるよね。
86 :
底名無し沼さん:2001/06/23(土) 11:54
エルカピタン(ヨセミテ)の登攀を見ましたが、なんか
けた違いなスケールにビックリしました。あそこでの
遭難はもうただごとじゃないだろうね。
87 :
>78:2001/06/23(土) 12:01
ホルンフェルスはむしろ柔らかい岩の筈ですよ。落として割ると
牛の角みたいな形になるんだそうです。
衝立岩の岩質はしりませんが、非常に固くて鋭利ですね。
瓦のように上から下へと折り重なって、それがぎっしり詰まって
るようになってるから、ザイルのあたり角度によってはかなり
切れ易いみたい。
88 :
底名無し沼さん:2001/06/23(土) 12:04
W・ボナッッテイのグランカピュサン東壁の登攀写真によると
壁全体がハングの連続みたいに見えるけど・・どうなの。
89 :
底名無し沼さん:2001/06/23(土) 12:07
ごめんボナッテイじゃなくてたしかリオネル テレイ。。
(ぼなっちはドリュだったような)記憶不鮮明でゴメンね。
90 :
Xスナー:2001/06/24(日) 11:15
でかいハングというと、唐沢岳幕岩の広島とか京都ルートのハングじゃないかなぁ。
完全なルーフだし。下部にあるのがイマイチだが。丸東の緑のハングは、まだ健在。
崩れたのは前穂東壁の古川ルートじゃないかと。登ったことないままにルートが
消滅してしまって悲しい。
これまた行った事ないけど、屏風の緑の青白ハングはハングを登りきると5〜6mは
壁から離れるって言うから、結構でかい。ただ、岩とか残置が脆そうで登る気しない。
衝立のハングは大体が片足つけるから、庇というような感じはしないね。
グランカピュサンというとリュシャン=ベラルディニとロベール=パラゴのザイル仲間の
20年という本を思い出す。2年前くらいに読んだ古い本なんだけど、良かった。
安楽椅子さんも探してみてちょ。ロベール=パラゴのマカルー東稜(西稜?)も
読んでみたいな。8000mの人工登攀だってさ。
91 :
安楽椅子登山家:2001/06/24(日) 13:53
>>90 ありがとう(^-^ )
早速検索してみました
でも 『ザイル仲間の20年』は入手不可になってました
(紀伊國屋のウェブ書店)
かなしい・・・
山関係のHPにある書評なんかで見ると
よかったって評価が多くて 面白そうなのに・・・
森林書房の本は ほとんどが絶版か入手不可になってました
古本屋で探すしかないかな・・・
92 :
底名無し沼さん:2001/06/26(火) 11:41
>72の安楽椅子登山家さんに質問ですが衝立がフリー化されたとき、ボルトを打って
何度もぶら下がりながらのトライで成功したのでしょうか?
初見でそのままフリーで登ったのならすごいと思うけど。
93 :
底名無し沼さん:2001/06/26(火) 12:45
googleで検索してみたら衝立雲稜付近の登攀写真が数葉あった。
改めて(35年ぶり)みるとやはり初登の南ルートでも初見フリ
ーなら尊敬しちゃうな。ボルトなしのビレーはないように思うん
だけど記録ではどうですか?
94 :
安楽椅子登山家:2001/06/26(火) 15:18
>>92 >>93 え〜と・・・ そこのところの記述を抜書きしますね
『日本のクラシックルート』山と渓谷社 です
82年6月17日、二人は雲稜第一ルートに取りついた。
〜(中略)〜アンザイレン・テラスから一ピッチ登ると、問題の第一ハングに
ぶつかる。何度も墜落を繰り返し、トップロープながらなんとかフリーで
クリア。池田はこのピッチに5・12を感じた(再登時5・11dに修正)。
さらに6月18日、29日、30日、7月9日、10日と計6日のトライで、
すべてのピッチでフリーのリードに成功し、アンザイレン・テラスから
衝立ノ頭までがフリーのラインとして繋がった。
ルート中、ニピッチ目から六ピッチ目まで五ピッチ、5・11クラスが
連続するという超ハードルートの誕生だった。
〜(中略)〜その後 第二登・第三登があり〜
これに刺激された池田も、この年(84年)全ピッチを墜落なしでリードする
という理想的なスタイルで第四登し、フリーでの衝立岩への挑戦は
ひとまずの解決をみた。
注:当時のフリー・クライミングはようやく5・11台のルートが
出来はじめた段階でした
95 :
底名無し沼さん:2001/06/29(金) 10:53
グリズリーではプロテクションへの不安から
ロープは11mmのダブル、チョーク袋は2個腰に付け
靴は皮を貼ったEBシューズ、と今のスポーツクライミング
から入った人には理解しにくい状況下で行われていた。
技術より情熱のなせる技といったところ。
初登者の1人、南場君は天才と言うより情熱家で目的の
ルートが終わってビールを楽しみに下っている途中で
面白そうなラインを見つけると「面白そうだなー。
登りたいなー、登りたいなー」とわれわれをウンザリさせた。
池田氏も彼のそんなところが必要と思いパートナーに
選んだような気がする。
96 :
底名無し沼さん:2001/06/29(金) 21:14
南場氏は昔、JECCでCLをされてましたね。
今は確か、埼玉の地元山岳会に所属されているとか。
「グリズリー成功は、池田の第一ハング突破が大きかった。」と謙虚な
ご発言を直接お聞きした事がありますが、本当に情熱のある素晴らしい
クライマーです。
97 :
底名無し沼さん:2001/07/18(水) 06:01
こんな事件があったのか・・・・
98 :
底名無し沼さん:2001/07/18(水) 11:57
本スレの「事件」宙吊りのひとりは確か服部さんとか言う名前
だったのでは?なんかそれだけ覚えてる。
99 :
底名無し沼さん:2001/07/18(水) 12:06
>48の人が目撃した墜落者は、鈴木鉄雄(鵬翔山岳会17期・東京)氏。
5月31日。剣の幻の大滝初登攀者です。
100 :
安楽椅子登山家:
>>98 横浜のかたつむり山岳会の
野中泰蔵さん 服部富士夫さんです