>>919 ま、マジっすか・・・
運が良かったのか・・・
でも途中でなんか小さい人口の小屋みたいなの見つけましたよ。
やったー!人にあえるーー!と思ったら
無人かよ!でそこで救助まとうと一瞬思ったんですけど
暗くなったらまたなんかやばい事になるかなーと思って
また横にすすんだら道に出たんです
嘘じゃないです本当ですよ
>>898 何月に何口から登って、結局どこに降りてきたのか
詳細きぼんぬ。(話を疑っているわけではなく、興味があるので。)
924 :
古田亜未 ◆HIROPINk :02/06/25 06:03
>>923 すいません、どこから登ったかも何もわからないまま
登ったんです。とりあえず降りてきた所は逆の静岡だったらしいです。
登った月は確か5月とかそれくらいだったと思います。
とりあえず道にはでれたので中年夫婦の車をヒッチハイクしました。。
中年夫婦にもわけを話したら「怖かったでしょー」とかやさしい言葉をかけくれて
この時は涙をこらえるのに必死でした。(笑
さらに大きな道に出た所でおろしてもらい、ヤマト宅急便の事務所に入って
電話をかりました。この時にヤマトの運ちゃんのお兄ちゃんが事情を聞いてくれて
駅まで送ってくれました。駅であったかいコーヒーを買ってくれました
「ほら、ボーズ飲めよ」これで泣きました。
926 :
古田亜未 ◆HIROPINk :02/06/25 15:12
5月に登ってはいけません
927 :
底名無し沼さん:02/06/25 16:15
>>925 そういうときには人の善意が心にしみますね。
928 :
底名無し沼さん:02/06/25 17:36
15歳で、どこから登ったかも何も分からないまま富士山に登る898にチョトワラタ
僕は、山梨県富士吉田市で生まれ、富士山を見ながら育った。
そんな僕は15歳のとき、本気で死にたいと思うようになっていた。
何もかもがうまくいかない。両親の不仲のせいで、家にいるのは辛い。
学校でも、人間関係のこじれから部活もうまくいかなくなっていた。
その上、学校の先生達のことがどうしても好きになれない。
というよりも、大嫌い。気がついたときには、不登校児。
ひとり富士吉田の街を当てもなくさまようような
日々が続いていた。
そんなある日、ふと空を見上げると富士山が見えていた。
富士山は、子供の頃からいつも僕を見守ってくれている。
「ああっ!富士山に登りたい。」
富士山に登ったら、すべてが変わるかもしれない。
いや、きっと変わるはずだ。
富士山に登ったら、両親の仲も、部活の人間関係も、
全てがうまくいくような気がした。
大嫌いな先生達のことも好きになれるかも知れない。
大好きなあの子にも、思い切って告白できるかもしれない。
気がつくと、僕の足は富士吉田口登山道へと向いていた・・・
931 :
底名無し沼さん:02/06/26 05:04
マジかよっ!
932 :
底名無し沼さん:02/06/26 05:47
泣けた・・・・。
んん〜
本当なんですってば
それから930は僕じゃありません。
でも登った所は本当に富士吉田っていう名前だったような気がする。
15歳の時に30歳くらいの同級生(定時制の)に車で
連れていってもらったんです。だから何がなんだか分からないまま
のぼっちゃったんです
935 :
底名無し沼さん:02/06/26 16:26
スレ違いのような気もしてきたが、
ネタや真実に関わらず、
次々に意外な展開を見せる898の話がオモロイので許す。
5月の富士山は残雪がいーっぱいで、そう簡単には登れません。
(体験談)
>>936 ごめん間違えた、じゃあ多分9月とかそんくらいだ。
夏ではないけど夏に近い時期だったのは覚えてます!
ハーフパンツはいてたし。
何しろ8年くらい前の事だし、あんまり覚えてないっす。
それからこれを書くとすごいひんしゅくを買うと思い
書きませんでしたが。登ってる途中にある神棚っつーか祠?
にふざけて小便かけました。
富士山の神様本当にごめんなさい。
その後、しばらくしてチンチン腫れました。
皆さん、ぜったいにまねしないように。
941 :
底名無し沼さん:02/06/26 18:51
938が本当だとしたら大馬鹿者でDQNな性格だな、逝きなさい。
先輩の話。
北穂あたりでクライミングをしているときに滑落して、手の平を深く切った。
かなりの出血があったが、止血してから涸沢に戻り、某大学の出張診療所にいった。
研修医が出てきて開口一番、「僕、内科医ですけどいいですかー。」
慣れない手つきで、麻酔、そして数針縫われたらしい。
先輩が、下山してから即行で外科医に駆け込み、縫い直してもらったことは言うまでもない。
>>942 某大=信州大?
>「僕、内科医ですけどいいですかぁ〜?」
安心しろ。わしの知り合いのプシコも当直バイトしてる。
指輪がはずせんと言って駆け込んできた人妻の指輪を
QQ隊のカッター借りて切断したって自慢してた。
中学を卒業した後、僕は市内の定時制高校に入学しました。
同級生には同い年の人達もいたけれど、年上の人達が多かったです。
で、気がつくと僕はみんなの「パシリ兼おもちゃ」になっていたんです。(涙)
そんなある日、僕はみんなの前で「ちんこ見せろよ。」とからかわれました。
そんなことができるわけはありません。しばらく無言のままだった僕は、
なぜ自分でもそんなことを言い出したのかわからないまま、
「富士山に登るから許してください。」と口走っていたのです。
「じゃあ、今から登れよな。」
と、それまで黙っていたリーダー格の30才の同級生が立ち上がりました。
「今からですかぁ!ちょっと待ってください。」
その場をやり過ごすことだけを考えていた僕は、びっくりして答えました。
けれども、リーダーは本気でした。
「俺が、車で五合目まで連れてってやる。」
もう、逆らえる余地は僕には残されていませんでした。
こうして、僕はリーダーの車に乗り込み、富士山に向かうことになったのでした。
「ほら、五合目に着いたぞ。」
リーダーの声に促されて車から降りると、そこは本当に富士山なのかと
思われるような駐車場でした。僕は右も左もわかりません。
それに、平日だったせいか、人も少なく登山者らしき人は見当たりませんでした。
「おいっ!お前も男だったら、一度口に出したことは必ず果たせよ。
登山道はそっちだからな。後は自分の力で帰って来いよ。
それとな、登った証拠に火口に飛び出た岩の上に何て書いてあるか
見てきて報告しろよ!」
リーダーはそう言い残すと、自分の車で走り去ってしまいました。
一人残された僕は、とにかく「登山道」の表示に従ってトボトボと歩き始めました。
登山道のはずなのに、なぜか平らな道を歩いていくとそのうち下り始めてしまい、
「佐藤小屋」という建物のところに出てしまいました。
小屋の周りにはいくつかテントが貼ってあり人がいて驚きました。
小屋があるのにテントに泊まっているのが不思議でしたが、テントの中から
出てきた人を見て、事情がわかりました。乞食だったのです。
富士山に乞食が住んでいるという事実は、新鮮な驚きでした。
けれども、このとき僕の心は決まりました。
「苦しいのは僕だけじゃないんだ。富士山で乞食をしている人達だっているんだ。
富士山を登るのは、強制されたからなんかじゃなくて僕の意思なんだ。」
僕はテントから出てきた乞食のおじさんに登山道への戻り方を教えて
もらうことにしました。
「登山道はどこですか?」
「そっちだけど・・・(僕のことをじろじろ見て)
てめぇ、その格好で登るつもりかっ?山をなめんじゃねぇ!」
僕はとても後悔しました。乞食に怒られるなんて・・・
怖くなった僕は、一目散に登山道に向かったのでした。
それからは、ひたすら登り続けました。
中学時代バスケ部で鍛えていたので、体力には自信がありました。
けれども辺りはもう暗くなっておりだんだん寒くなってきました。
それでも歯を食いしばって休業中の山小屋をいくつもいくつも通り過ぎました。
けれども、ついに力尽きた僕は、意識朦朧としたまま
山小屋の傍らで眠ってしまったのでした。
「おいっ!起きろっ!」
僕は激しく揺り動かされて眼がさめました。
そこには、佐藤小屋の前で暮らしていたはずの例の乞食がいたのです。
「馬鹿野郎っ!死ぬ気か?!」
「僕は、僕は・・・どうしても富士山に登らなければならないんです。
お願いです、僕を頂上に連れてってください。」
僕は泣きながら、乞食に向かって頭を下げました。
「ふっ、お前もお山に見込まれたか・・・けど、山は自分の力で登るもんだ。」
そう言うと、その乞食は僕に恥ずかしいほど黄色い色をした
着古した合羽をくれたのでした。
乞食は「ごあだぞ、ごあ。」とわけのわからない呪文を唱えると、
人間とは思えないような速さで、岩場の続く登山道を登っていってしまいました。
黄色い乞食合羽はとても暖かく、気持ちの落ち着いた僕は
再び登り始めました。もう東の空は明るくなっていました。
ふと見上げると、頂上はすぐそこです。
僕は少し頭痛がしましたが、がむしゃらに登り続けました。
岩の間に小祠があったので、そこで用を足し、
石垣に向かって登り続けていきました。
こうして、山頂に着いたとき東の空からは太陽が昇ってきたのです。
僕はお日様を見ながら泣きました。
そしてみんなに謝りました。
お父さんお母さん、ごめんなさい。
先生、ごめんなさい。
乞食のおじさん、ごめんなさい。
「ばんざぁ〜いっ!」と叫んでいる人達もいました。
けれど、僕の心は、自分でもなぜかわからないけど、
「ごめんなさい。」という気持ちでいっぱいでした。
そして、そんな自分が全て許されるような気がしたのです。
ふと我に返り、リーダーとの約束を思い出した僕は、
大きな火口の反対側に見えている火口に突き出た岩が見下ろせる場所へと向かいました。
自分のために登るとはいっても、帰った時に、登ったという証拠が必要です。
それに、岩の上に何て書いてあるのかを見届けることは、
なぜだか自分にとっても大切なことであるように思われたのです。
頭痛をこらえながら、火口の反対側にたどり着いて
火口に飛び出た岩を見下ろした僕は、体中が震え涙が止まりませんでした。
そこに小さな岩を並べて書かれていたのは『夢』という一文字だったのです。
『夢』
それは、リーダーが僕に伝えたかったメッセージ。
リーダーはきっと、僕を富士山に無理やり登らせることで、
僕に一番欠けているものを教えたかったんだと思う。
ありがとう、リーダー。
これからは、夢を持って自分の人生を切り開いていきます。
ありがとう、富士山。
これからも、僕を温かく見守っていてください。
こうして、僕は登ってきた方に向かって下山したつもりだったのに、
霧の中で道を見失い、「幻のなんとか」とか「グランドキャニオン」とかつぶやいている
変なおじいさんに助けられて、砂のような道を下ってきたのでした。
あのおじいさんは、自分がアメリカにいるとでも思っていたのかなぁ?(完)
956 :
底名無し沼さん:02/06/27 11:19
>>942 じゃあ、最初から断って下界の外科に駆け込めばよかったんじゃない?
手当てしてもらって、2chで文句を書くくらいなら。
「乞食」に惚れた
958 :
底名無し沼さん:02/06/27 14:27
959 :
底名無し沼さん:02/06/27 15:05
自分で言うのもなんだけど、リーダー格の30歳の同級生に惚れた
後、文章の接続詞に「けれども」を使いすぎてたので少し萎えた。
でも全体的にはとてもおもしろかった。
もう自分が富士山で遭難した事とかどうでもよくなってきました。
961 :
底名無し沼さん :02/06/27 17:25
>898
最高!「ごあだぞ、ごあ。」のところワラタ!
962 :
底名無し沼さん:02/06/27 18:41
>>960は真の898か??
ゴーストライターの898もなかなかのもんだったが、
俺はアンタの無鉄砲つうか意外性のある話の展開、気に入っとったぞ!
また語る気になったら、最初から順序だてて話して、
いろいろミステリアスな部分を解き明かしてみてくれい。
待っとるぞ!
>黄色い乞食合羽 「ごあだぞ、ごあ。」
わろうた
タクシー呼んだ横さんも黄色のノースフェイス着ていたなあ。
>898さん
君面白いです。
展開が最高!!!
それから僕は昔はドキュンでしたけど
今では真面目に働いております。
平行輸入で稼がせてもらっております。
966 :
底名無し沼さん:02/07/01 23:49
20年程昔ですが、 岐阜に友人の先輩二人と雪の中テントをふた張り(2人づつ)
で休むことにした時のこと。
その日は登山ではなく、初心者の私に冬を教えてもらうべく、登山口の駐車場から少し
(40分くらい)離れた場所で、一晩あかすだけのことでした。
9時頃シュラフにはいったものの、寒くて熟睡などできずにふるえてました。
深夜1時ちょっと過ぎ(時計で確認)に人の気配を感じ、(テントの周りを歩くような感じ)
雪を踏み締めるような音が暫くしては止み、またするというようなことが、
明け方近くまでしてました。
一緒に寝てた友人に「誰かいる」と小声で言うものの返事がなく、真っ暗でこわくて
頭までシュラフをかぶってました。
朝、別のテントに寝ていた人が起こしにきたので聞いたら、
「僕も足音を聞いたが、雪の上に足跡がなかった」と言われて、言葉もでなかった。
しかし、狭いテントの中で昼までその場所にいました。
何も知らない頃だったので、朝その話を聞いてから昼でもひとりで小便にいけなかった。
へぇ〜
そうなの
ふ〜ん
漏らさなくてよかーたね
968 :
オカ板住人:02/07/06 15:14
969 :
底名無し沼さん:02/07/12 12:11
稲川淳二の夏到来age
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