1 :
底名無し沼さん :
2011/02/05(土) 20:39:40 神々の領域はお勧めしない ミステリー?パートとつまらない恋話が蛇足
2 :
底名無し沼さん :2011/02/05(土) 20:40:43
領域→山峰
3 :
底名無し沼さん :2011/02/05(土) 20:46:12
八百長山岳小説 『孤独の山 : ローツェ南壁単独登攀への軌跡』
4 :
底名無し沼さん :2011/02/05(土) 20:48:01
良スレ乙! と言いたいところだけど、 新田次郎先生の「剱岳」でスレ終了! って感じ。
6 :
底名無し沼さん :2011/02/05(土) 21:01:42
狼は帰らず―アルピニスト・森田勝の生と死 こいつはおかしい
井上靖「星と祭」 井上靖と言えば普通「氷壁」だろうが、「星と祭」のヒマラヤトレッキングの淡々とした描写は秀逸。
山の本スレって無くなってたのか
こういうところで、小説じゃない本を挙げる馬鹿って必ずいるよな スレタイ読めカス
11 :
底名無し沼さん :2011/02/06(日) 09:03:35
先導者
>>10 小説じゃない本がまだ挙がってない件
誰に対して怒っているのか……
「冒険手帳」だろ?
15 :
底名無し沼さん :2011/02/11(金) 08:20:04
神々の山嶺ってマンガ化されてんだな
16 :
底名無し沼さん :2011/02/11(金) 10:26:11
風雪のビバーグ この世で一番美しい遺書であろう たった5〜6ページの遭難手記だが 究極の文学作品に昇華している 幻想的な吹雪の情景を想像しながら読むことを勧める
幻想的な吹雪とか、いかにも山やらない脳内が軽々しく口にしそうな言葉だな
と、松濤明知らないニワカがホザいとります w おめぇは有川浩の阪急電車でも読んでオナってろや w
山岳小説とは言えないかもしれないが「高熱隧道」
うん、言えないね はい次の方どうぞ
ボブ・ラングレー 『北壁の死闘』 不覚にもラストで泣いてしまった。
中里介山「大菩薩峠」
笹本良平「還るべき場所」
24 :
底名無し沼さん :2011/02/13(日) 22:24:24
結構あるのな 有名すぎるが上がってないので「孤高の人」 でも、漫画版は駄目。 絵は超綺麗だけど登場人物に駄目人間が多すぎるのと 使い棄てがひどすぎる。
戯曲なら大竹野正典の「山の声」。加藤文太郎の北鎌での遭難を描いている。 作者の大竹野氏はこの戯曲書き上げた後に水難事故で昇天された由。 3月にラジオドラマ放送されるとのこと。
26 :
底名無し沼さん :2011/02/14(月) 01:38:08
ルポになるけど沢木耕太郎の「凍」。 読み物としての求心力は山野井氏が書き下ろした「垂直の記憶」の中のそれより上をゆくと思う。
俺が書き下ろした「丹沢純情伝」 勃起するぞ
28 :
底名無し沼さん :2011/02/15(火) 18:28:40
芙蓉の人
29 :
底名無し沼さん :2011/02/15(火) 21:43:49
バカの壁
30 :
底名無し沼さん :2011/02/19(土) 22:36:12.83
今月読んだものどれもアタリ ・脱獄山脈 ・狼は瞑らない ・八甲田山死の彷徨
谷甲州の山岳小説はおススメだぞ あんまり書店にゃ売ってないから、ネットショップを上手に利用してくれ 短編だと、真保裕一の「灰色の北壁」がかなりいい! 最後に、谷甲州はマジで読め
山岳小説じゃないけど、新田次郎の三陸津波の本を数ヶ月前に読んだばかりだ。 まさかそれが再現されるとは・・・
山岳小説なら北壁の死闘かな。文句なしにおもしろかった!最初登場人物名が外人だから混乱した。 山岳本ってノンフィクションがのが多い気がする。 谷甲州すごい読みたいが絶版が多くて残念。古本探すかー
神々の頂だな
35 :
32 :2011/04/01(金) 22:43:12.02
三陸大津波の本は、新田次郎じゃなくて吉村昭だったわ 福島逝って来る・・・
山岳とは違うけど、吉村昭の本も男臭くて最高だよな 一歩踏み出したくなる
そうそう、破獄とかねw
38 :
底名無し沼さん :2011/04/26(火) 22:29:34.58
「熊嵐」も凄いよ
パンパカスレからの転載
大阪ガスpresents ラジオドラマ
「山の声 〜ある登山者の追想」
◆番組内容
大正から昭和にかけて活躍した登山家、加藤文太郎。
神戸の造船所で技師として働きつつ、「槍ヶ岳冬季単独登頂」「北アルプス単独縦走」などの華々しい記録を残し、
「単独行の加藤」、「不死身の加藤」として名を馳せた加藤は、昭和11年1月、盟友・吉田登美久と二人で挑んだ
槍ヶ岳・北鎌尾根において遭難し、30歳でその短い生涯を終えています。
『山の声〜ある登山者の追想』は、加藤文太郎の手記『単独行』を下敷きに、二人の遭難を描いた舞台劇『山の声』
(作・大竹野正典)をラジオドラマ化した作品です。
非情の山に取り憑かれた男たちの、人生の喜びや孤独を、力強い台詞に乗せて綴っています。
(提供:大阪ガス株式会社 2011年3月19日放送)
単独行登山家(30)槍ヶ岳・北鎌尾根で遭難
ttp://www.mbs1179.com/yamanokoe/
>>40 かなり前に終わった番組のしかもAMラジオのつまんねー長文なんかコピペんなよカスが。
43 :
底名無し沼さん :2011/05/30(月) 20:11:48.07
うふふふふふふ
46 :
底名無し沼さん :2011/05/30(月) 21:37:51.24
/ ̄ ̄\ / ̄ ̄\ / _ノ \ / \_ \ くやすぃのぅ、くやすぃのぅwww | /゚ヽ/゚ヽ /゚\ /゚\ | | (__人__) (__人__) | . | |'|`⌒´ノ (`⌒´|'| | | U } /  ̄ ̄ ̄ \:. { U | ヽ } .::/ ::::\: ヽ、 / ______ヽ ノ .;: | :::::::| : ン ヽ_____ ヽ___ 、`\ \.....::::::::: ::::, / / ___/ / /ヽ < r " .r /゚。 〉 /\ 丶 / /  ̄ :|::| ::::| :::i  ̄ \ 丶 / / :|::|: .::::| :::|: \ 丶 (_ ⌒丶... :`.|: .::::| :::|_:. /⌒_) | /ヽ }. :.,': .::( :::}:. } ヘ / し )). :i `.-‐". J´(( ソ トントン ソ
やれやれ
50 :
カダス :2011/06/08(水) 01:12:38.07
“凍てつく荒野のカダス”と呼ばれ、他にも“未知なる”、“忘れ去られた”と称されるドリームランドの山。 レン高原の遥か北にあり、山頂にはインクアノクの石切り場から採石された縞瑪瑙で作られた城がそびえ立つ。 縞瑪瑙の城は地球本来の神がナイアーラトテップの庇護の下で居城として使用されており、レン高原にほど近い インクアノクではそれら地球の神の血を引く末裔が暮らしている。夢見人ランドルフ・カーターが目にした所によると、 カダス山頂の城は冒涜的なまでに巨大で、全体が暗闇に包まれているという。
>>50 HPLだったら、個人的には「狂気の山脈にて」の方が雰囲気出てると思う。
山岳関係の本をたくさん持っています。 ずっと仕舞っていましたが、もう読むことは無いと思うので売りたいのですが、 (出来れば関西で)高く買い取ってもらえるところをご存知ありませんか? ヤフオクも検討していますが、落札者目線で考えると、送料がネックになって しまいますよね?
>>21 、
>>33 『北壁の死闘』をブックオフで見つけ、
まるで映画を観ているような感覚で一気に読んでしまいました。
描写が具体的で緊迫感が伝わっておもしろいですし、
なによりエピローグがよかった。
おすすめです
55 :
52 :2011/06/19(日) 04:36:27.73
アルプスの少女ハイジ が良いです。 ペーター、ハイジ、クララの3P、 オンジがユキちゃんをレイプするシーンが良かった
57 :
底名無し沼さん :2011/06/19(日) 11:02:08.87
『白きたおやかな峰』
58 :
底名無し沼さん :2011/06/19(日) 17:07:22.95
点の記
デズモント・バグリィの「高い砦」は既出?
60 :
底名無し沼さん :2011/06/20(月) 23:22:21.98
神々の山嶺 北壁の死闘 孤高の人 正統派ではこの3つ。 でも、個人的には森村誠一の 虚無の道標 だな。 登山道を造るって話、あまり聞かないよね。 主人公が○○で○っちゃうってとこがアレだが、 最後の情景は、すごく心に焼きついたな。
>神々の山嶺 正統派?コレは糞だw 知らない人に勧めるな。
森村誠一、こいつマジで人間的にクソすぎる
トマス・W・ヤングの「脱出山脈」は既出?
チベット旅行記 明治時代の坊さんが、鎖国のチベットに 教典研究の為密入国 渡河で流されたり、雪の中を遭難したりと楽しめます
>>65 小説じゃなくて本当に自分の体験旅行記なのか
すげえ坊さんがいたもんだな
リアル日本版の三蔵法師だな
>>68 風貌だけで言ってるじゃないだろ・・・頭悪いな
三蔵法師とは風貌からして違います じゃなくて こんな事をする人はその辺の奴とは風貌からして違います って意味じゃないの そもそも玄奘の風貌なんてわからねーだろw
>>70 三蔵法師は夏目雅子に似てるってばっちゃが言ってた
チベット旅行記 下巻読み終えました 坊さんとは思えない、はったりで鎖国チベットからの脱出 一気に読み終えました アルパインな描写は上巻の方が多いです 巻末解説の人は深田きゅうや先生です
続いて、チベット本 「チベットへの潜入者たち」 白人によるラサ到着レース スパイ、軍人、宣教師、探検家等が首都ラサを目指すが 発見されて追い返されます。 初めてラサ入りした白人はは、ガトリング砲や大砲を持ち込んだ軍隊でした 巻末近くには、マロリーちゃんの一行の冒険も掲載されています ラサ目指せば雪山越えるので、山岳小説と言う事で
大倉崇裕「聖域」 を読んでみた。とてもじゃないがオススメできるようなしろものじゃない。 主人公の友人(ヒマラヤの未踏峰を目指している)が冬季に滑落死した「塩尻岳」は 読む前はてっきり塩見がモデルだと思ってたら、何と!八ツの硫黄岳だった。唖然。 何だそのスノーハイキングの山の名前は! ヌルい山塩尻岳=八ツの硫黄岳とハイキングレベルの山行しかしない「名門大学山岳部」 ・ヌルめの一般路縦走しかしないのに「名門大学山岳部」 ・難所の描写が「梯子と鎖がかかっている!」いやそれ一般路ですから ・「名門大学山岳部」なのになぜか北八ツがメインの活動山域 ・硫黄岳山荘の位置に建っている「塩尻小屋」が、設備投資や小屋間の旨い飯出し競争に根を上げて閉鎖の危機に! いやそんなの飯提供止めればいいだけじゃん 屑人間である主人公 ・なぜか他所の大学山岳部(ここも名門)の山行リーダーをする主人公 ・他所の名門大学山岳部の山行で死亡事故を引き起こす主人公 ・後の始末も何もせず、「傷ついた」とか言って山を止めて逃げるだけの主人公 ・死亡事故を起こした他所の名門大学山岳部は廃部の危機に瀕するが、知らぬ存ぜぬの主人公 ・何の反省もしないまま、他所の名門大学山岳部の80周年祝賀会に偽名で潜り込んで探偵気取り ・3年間全く山に登っておらず、やっとこさ硫黄岳ハイキングに行っただけなのに、 ヒマラヤの7000級未踏峰遠征の誘いがあって、のこのこと行くことにする主人公 誘うほうも受けるほうもキチガイすぎるだろ! 恐ろしいのは、これでも「山屋の知人に監修・校閲をしてもらって大幅改稿した」らしいということ。 一体全体、初稿はどんなしろものだったのだ?
>冬季に滑落死した「塩尻岳」は読む前はてっきり塩見がモデルだと思ってたら、何と!八ツの硫黄岳だった。 ここでもう興味深深
てすと!
77 :
底名無し沼さん :2011/08/27(土) 21:10:45.94
>74熱く語るね。そういう君におすすめ 「白きたおやかな峰」
>>74 ちょっと笑ろた
逆に読みたくなってきたw
79 :
底名無し沼さん :2011/09/01(木) 20:42:37.96
「マークスの山」のラストシーンは本当に秀逸で何度も読み返したものだ。
80 :
まこと ◆M9WDzWFhcg :2011/09/01(木) 20:59:50.71
マークスの山は、あれは山岳小説なのか? 一応読んだけど、山岳小説というよりサスペンスでしょあれは ラストシーンってそんなに秀逸だったかな? まあどうでもいいが。 少なくとも日本の山岳小説は片っ端から読破した僕が選ぶお勧めの山岳小説は、というか、 僕が好きな山岳小説は、 1位 孤高の人 2位 栄光の岩壁 3位 八甲田山死の彷徨
クライマーズハイってどう?
83 :
底名無し沼さん :2011/09/02(金) 15:57:07.90
「山が私を呼んでいる」は?
おお?昨日読んだばっかりだw 著者があとがきで「エンターテイメント作品」と書くとおりの内容だけどね。 ただ、それなりにしっかり調べて書いてあるし、俺は楽しく読めた。
山岳小説じゃないけど「ネパールのビール」
>>83 読んでみた。
ラノベレーベルなので全然期待していなかったが、
予想に反して意外にもきちんと調べて書いてる小説で、思いの外楽しめた。
小屋の飯の内容が良すぎるのはご愛敬。
少々ボロ小屋でもこの通りの飯が出るなら、人気小屋になるだろうw
北壁の死闘よかったわー あんな結末とはね。幸せな読後感でした。
散々語りつくされているようですが、新田次郎の劒岳点の記は良かったですわ。 地図への敬意の払い方が全然なってなかったのを反省・・・。 次は孤高の人と単独行のどちらを先に読むか悩み中。
89 :
底名無し沼さん :2011/10/07(金) 00:33:21.87
神々の山嶺 いま読んでる
スレちなのを重々承知 新田次郎、吉村昭、熊谷達也も読み漁ったが、スティーブンキャラハンの 大西洋漂流76日間 マジでオススメ
北壁の死闘って比喩が日本人の感覚に合わなくね?
神々の山嶺は実在の人物と記録を夢の中で繋ぎ合わせて書いたような印象。 ツギハギだらけで良さが全くわからん。
漫画版がいい
「空白の五マイル」 チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む [単行本] ノンフィクションとしておすすめ
>>92 今読んでるが
「第5章 孤高の人」ってなんだ?そんなのあり?
しかも文太郎ってヤツが出てきて瞬殺だし
森田、長谷川、松波、氷壁、その他諸々ごっちゃまぜだな
こっちの記憶がパンパカするわ
97 :
底名無し沼さん :2011/10/25(火) 23:41:50.50
谷甲州「単独行者 アラインゲンガー」 加藤文太郎が山に登ってる「だけ」の小説。 加藤の山行のほとんどが単独行であるため、(終盤に吉田が出てくる以外は) 加藤以外の人物のまともな描写がない。ほぼ加藤しか出てこない小説。 また、加藤を客体目線で見る描写がないため、加藤がすごい登山家に全然見えない。 仮に加藤自身の意識がそうであったとしても、単なる無謀登山者に見えては不味かろう。 とにかくこの小説の加藤は、山に登る以外のことは何もしていない。 何のエピソードも挟まず、いきなり結婚してたのには唖然とした。 全体的に、「単独行」に谷甲州が加藤の心理解説を付け加えたような状態。 ていうか、それならこんなの読まずに「単独行」読んでればいいんじゃね? 終盤は吉田の名誉回復だけに費やされているが、そのせいで加藤がヘボに見えるという悲惨なことに。 新資料が特にあるわけでもないのに、資料に振り回されている印象がある。 谷甲州はずいぶん前から加藤文太郎を書きたい書きたいと言っていたと思うが、それがこれとはとても残念。 わりと好きな作家だったのだが、新田次郎との作家としての力量差を思い知らされただけで終わってしまった('A`) よかったところは、流石山屋だけあって、山の描写でいらつくことがなかったことぐらい。
98 :
底名無し沼さん :2011/10/25(火) 23:51:42.91
>>97 お前の感性はその程度か・・・。
まさか新田の「孤高の人」がノンフィクションだとか思ってるんじゃないよね?w
お前は>「単独行」読んでればいいんじゃね?
>>98 >まさか新田の「孤高の人」がノンフィクションだとか思ってるんじゃないよね?w
意味不明
上の「山がわたしを呼んでいる」読了。 展開は予想どおりだったので、そこで評価分かれるとおもうけど すらすら読めるので俺も意外と楽しめた。 山小屋デビューのひとには案外いい「入門書」かもと思ったり。
白甲ヶ山ってすげーでかい山だね 中腹の小屋まで8時間、頂上まで8時間 ちょっとそんな山が欲しいと思った
主人公が初心者で鈍足だったから時間かかったのでは 俺は妙高火打あたりを想定しながら読んでた 高谷池ヒュッテがもっとボロでなぜか飯が良くて、雷鳥平あたりに豪華小屋があるイメージ
104 :
底名無し沼さん :2011/10/26(水) 13:21:05.42
山岳物ではないけど、篠田節子の小説は何かと山が絡んでくる。 「カノン」とか、音楽がテーマだと思ってたら途中から山が割り込んできて、 何故か突然主人公(音楽教諭の女性)が成り行きで北ア登ったりする。 (白出沢から奥穂だったかな?)
105 :
底名無し沼さん :2011/10/26(水) 13:45:01.68
誰がなんと言おうと「銀嶺の人」。 新田次郎の最高傑作だ。
>>104 白出沢とは渋いの〜
篠田節子って山登る人なん?ああいう顔のババアって山にわりといるが
107 :
底名無し沼さん :2011/10/26(水) 23:17:37.26
何年か前の山と渓谷にインタビュー記事が載ってたと思う そのうちヤマケイで山岳小説を連載したいとか話してた
>>105 しかし、エンディングが突然終了したジャンプの漫画みたいな感じだった。
109 :
底名無し沼さん :2011/10/27(木) 08:58:41.56
北杜夫追悼カキコ
110 :
底名無し沼さん :2011/10/27(木) 09:57:57.27
永遠のためいきby新田次郎、山岳小説ではないが自然保護がテーマ。
111 :
底名無し沼さん :2011/11/03(木) 17:23:10.63
北杜夫の冥福を祈り『白きたおやかな峰』
112 :
底名無し沼さん :2011/11/03(木) 19:07:13.67
↑賛同
「白竜昇り立つ」 ゴルゴ13
富士山頂読了。本自体は面白かったけど、やはり国家的プロジェクトにおける 役所内の歪な論理・行動様態や企業間の営業活動のほうが印象残っちゃうね。 そこも面白いけどね。 新田さん結構無茶したんだな。競争入札案件で官側が 受注企業の希望を言うというのは、かなり無謀との印象。実際は随意契約 だったみたいだけど。 山関係では、台風で暴風雨のなか、寺崎技師が無謀にも富士屋からレーダー棟に 向かう途中で遭難しかけたシーンがこわかったなぁ。 感動したのはやはり加田パイロットによる「鳥籠」エスケープだな。成功したあとの 山頂での関係者一同バンザイのくだりはうるっときた。 で、突然だけど北杜夫の「白きたおやかな峰」追悼記念重版マダー?
115 :
底名無し沼さん :2011/11/12(土) 21:11:01.71
『白きたおやかな峰』 若い頃、暖かな部屋で読んでいたが、その緊迫感が伝わって寒気がした事を 覚えている。
116 :
底名無し沼さん :2011/11/13(日) 00:07:43.65
北杜夫の山岳物は↑が代表だけど、「どくとるマンボウ昆虫記」もオススメ。 遭難の話を聞きすぎて山恐怖症になり、小梨のテン場でガクブルしてる奴のくだりとか、何度読んでも面白い。
>>114 電波局が等の役所の駆け引き描写が
話の足を引っ張り、イマイチのめり込めなかった
>>117 小説としての色付けなんでしょうかね・・・。
「孤高の人」も、単独行を両方読んだ方には批判が多いようですし。
小説かドキュメントか「あいまい」なのが、新田氏の「甘し」であり「良さ」でも
あるのかなと、凡人の感想です。
今更ながら孤高の人読み終わった。 下手な感想書くと、過去ログ見ると恐ろしいことになるみたいなので書くのが怖いw 面白いし名著だとは思うけど、やはり最後のほうの宮村絡みがなんとなく後味悪いので 近日中に単独行を読む予定。
松濤明の「風説のヴィバーク」読了。 比較的淡々とした山行記やら、徒歩渓流会会報へのかなり熱い 投稿を読み続けたあとの、最後の遺書はただただ怖くて背筋が寒くなる。。 しかし杉本光作氏の遭難の概要における手記発見とか荼毘に付す模様の 報告のあたりでボロ泣き。 それにしても、松濤氏も時代状況を考えると本当に凄い人だな。 小説じゃないけど、文章能力も個人的にはかなり高いと感じた。 名著ですね。
121 :
底名無し沼さん :2011/12/06(火) 13:27:35.98
風雪ね
>>120 俺も、あの最期に同行者と共に逝く事を自ら決めるあたりの意思の強さに感動したよ。
極限状態で輪廻転生の事を淡々と書いたり、凄い人であると判る。
しかし、あの北鎌をツアーのジジババが登っていくのを見ると聖地を荒らされたような気持ちになるのは俺だけかな?
123 :
120 :2011/12/06(火) 21:12:51.15
>>121 失礼しました。「風雪のビヴァーク」ですね・・・。
>>122 加藤文太郎氏と吉田氏も北鎌でしたからね・・・。お気持ちは分かる気がします。
俺も読んだとき泣いたな
125 :
底名無し沼さん :2011/12/09(金) 20:11:40.07
新田次郎の『聖職の碑』です。
新田三郎の「生殖の秘」では駄目でしたか?
>>126 一応だが、「碑(いしぶみ)」だからな…。
今日、北鎌尾根で遭難 吹雪の中ヘリで救助されて助かったようだけど 2chだと凄い叩かれてた
ほんと?2chって酷いね…
遠坂あきらは俺の嫁
山岳小説ではないが 空白の5マイル 面白いぞ
134 :
底名無し沼さん :2012/02/07(火) 00:47:43.55
スレチすまん 芳野満彦氏が死去 お年ではあったがニュース見てびっくりした。 合掌
歴史上の人物だと思ってたから、違う意味でびっくりしたわ。合掌。
五木ひろし−登山の思想
森村誠一 日本アルプス殺人事件
138 :
底名無し沼さん :2012/02/14(火) 20:08:51.01
みんな山が大好きだった 山際淳司 (著) がお勧め。「江夏の21球」書いたヒト。 神々の山嶺ってコレがネタだと思う。
>>138 シッタカするなら、ちゃんと調べてからにしないとwww
八甲田山死の彷徨を読んだ 第5連隊は言うまでもないが、案内人の扱いが泣けるな
ノンフィクションだけど、昔、ヤマケイ新書から出ていた 『ある高校生の冬山遭難』はよかったなあ。 同じテーマの『空と山のあいだ』もあるけど、より記憶に残ってる。
栄光の岩壁読んだ なんか尻切れトンボな終わり方が微妙・・・
『羆撃ち』 読み終わった。リアルなノンフィクション。 これいい。
145 :
底名無し沼さん :2012/02/27(月) 23:39:21.16
高熱隧道は、立派な山岳小説だと思うが。誤解を恐れず言えば、山岳小説を 超えていると思うが。
桜の木の満開の下
にじいちゃんが三億円埋めた。
掘り出そうとしたら
ばあさんが号泣するので
どうしたかと事情をきくと
実はこっそり掘り起こそうとして
この3週間がんばったのだが
8mも掘ったのに出てこないので
その中にウンコしたら
155 :
底名無し沼さん :2012/02/29(水) 23:59:29.94
>>12 なに言ってんの?お前
神々の山嶺は漫画だろ?おれ読んだぞ
.
>>155 を叫ぶじいさんの声が聞こえて恐ろしくなり
掘り出した分全て埋めたのに土が足りなく
解決法を求めて「神々の山嶺」を読んでみようと
本棚を見た途端に
その横に飾ってる、じいさんとワシの結婚写真が目に飛び込んできてのぅ
当時付き合っていた男への想いをおもいだしたんだよ。
井上ひさし-氷壁
165 :
底名無し沼さん :2012/03/03(土) 17:51:33.97
山岳小説なんてごく一部を除いて、山をやってる人間から見たら噴飯物多すぎ もう少し範囲を広げてもいいんじゃないかい? オイラのお勧めは泉康子も「いまだ下山せず」 現実の遭難を面白いと言っちゃいかんのだけど、推理小説としても一級品
生と死のミニャ・コンガ
>>165 俺もいまだ下山せずに一票。
関係者の動きや心情がなまなましくていい。
小説だけじゃなくて山関係の本なら何でも良いのかい?
なにが? 林業の本とか?地質の本とか?
>>170 そういう本でも登山やキャンプに面白みを加えてくれるんだったら
良いのでは?
172 :
170 :2012/03/07(水) 13:44:49.94
あの、、、、 俺は169に対してのレスなんだけど、それでなぜに171になるのか さっぱり理解できません。
174 :
171 :2012/03/07(水) 16:03:56.71
森敦「月山」
>>176 ネットでちょっと調べたんだけど、面白そうだね。
今度読んでみる。
もう出てるかもしれないけど、羽根田治の遭難ドキュメントシリーズはおもしろい。自分も気を付けようと思う。 あと、羽根田治共著のトムラウシ事故の本は、消費カロリーの計算式とか載ってて勉強になった。 行動食考え直さなきゃ、カロリー過多だったみたい…
脱獄山脈読み興味を持った栂海新道を歩いた。若かりし日の思い出。
>>178 遭難関係の情報って遭難したこと無いから参考になるよね。
俺はあのカロリー計算式、excelシートにしていろいろ計算してるけど
必要カロリーを稼ぐの大変だ。基本的に持ち出しになる。
長期縦走とかしないからいいっちゃいいんだけど。
183 :
底名無し沼さん :2012/03/10(土) 06:33:00.60
ドクトルマンボウは亡くなってたのかw
185 :
底名無し沼さん :2012/04/11(水) 07:22:47.08
ジョン・クラカワー
雪男は向こうからやって来た−角幡碓介
187 :
底名無し沼さん :2012/04/19(木) 20:42:32.45
>>185 「空へ」読んで、さらに「荒野へ」も読むといいよね
188 :
底名無し沼さん :2012/04/19(木) 20:56:33.64
高千穂遙著・ヒルクライマーが良いね
>>187 いやいや、デス・ゾーン8848Mでしょ
マッターホルン登攀記が最高峰
>>133 冒頭自分自慢から始まるあたりで読む気が失せた
なんとか嫌々読みつないで最後に「冒険とは」を書いてるが
全体を読み通せはそれが全く胡散臭い戯言であることがわかる
折原一 『遭難者』なかなか面白かった。
>>191 自慢話なんてあったっけ。学歴とかかな。
中村保のチベット三部作を読んだ者にしては「空白の五マイル」は陳腐すぎる まず自然描写が全然できていない、要するにそういうものには興味がないんだろうな たとえば高巻きの場面にしても目の前50センチの絵柄が見えてこないんだよ
地球の性感帯 ロマン・トゥルスキ− 各国の性風俗紹介ですが カメルーン火山登頂と大蛇との立ち回り
ナチと連合軍がヒマラヤ辺りで追跡劇するのはなんだっけ?
ヒマラヤじゃないアルプスか
狂気の山脈にて
>>198 当時ある程度南極は調査されてたらしいんだけど、ラブクラフトは知らずかあえてか
10000m級の山を登場させてるしツッコミどころ満載だし、山岳というより洞穴って感じ
だけど、俺も好きだな。
中学の頃に読んだラブクラフトの小説に出てくるランタンやロープでの探検の描写に
憧れてアウトドア趣味にはまった。
今読み返すと「ランタンの灯を」とかあっさり書いてるだけでさして面白そうな描写じゃ
ないんだけど、なぜか当時はランタンに憧れたな。
新田次郎の槍ヶ岳開山面白いよ
どんなふうに?
ろくでもない美人尼僧にふりまわされてわやくそになるところ
「神々の山嶺」だけど、 南西壁に取り付いてからの羽生のテントの色が青だったり黄色だったり(シングルウォールだったよね?)、 カメラの三脚を置いていったはずの深町が岩の上でしっかり三脚たてて羽生をファインダーに捉えていたりと、 細かいけど気になる箇所が・・・。 あと、マロリーの遺体が発見された後に関連シーンを書き換えたけどあれも必要だったのかなぁ・・・と。
高千穂遥「ヒルクライマー」 山に登る人の物語。
密閉山脈しかなかろうが!森村誠一
笹本稜平の「還るべき場所」 あと、山登りが出るわけでは無いが、樋口明雄の「約束の地」 八ヶ岳周辺をモデルにした里山地帯が舞台。
今 読了した「聖職の碑」 暴風雨の場面は読んでて寒くなった。 この遭難状況って、北海道の某遭難事件にそっくりな気がする。
生殖の日はブックオフで探しても全然ないんだよなぁ
「ひ」じゃなくて「いしぶみ」な
「日」と書いて「いしぶみ」と読みますが何か?
正しくは石文だよな。
山・艶・臭 きき
213 :
底名無し沼さん :2012/09/01(土) 21:11:56.57
214 :
底名無し沼さん :2012/09/01(土) 21:20:40.73
新田次郎の「先導者・赤い雪崩」読了
>>216 百恵ちゃんが雪崩の村で取り違えられて
実はお金持ちのお嬢ちゃんだった
赤いシリーズ最終編か
違うよ、赤い雪崩は白いのより3倍速いんだよ
トニーザイラーのあだ名
新田の短編は面白いんだけど、装備とか登山道の様子とか、いろいろ古いよね。 ルックザックってのに未だに違和感がある
>>220 そう言えば“ニッカボッカにチロル帽”ってのも有ったよ。(作品名忘れた)
今30代後半だけど、わりと最近まで ウールのニッカボッカにロングホーズ、ハンチング帽なんてスタイルで歩いてたよ。 年配の人からは好評でしたw
223 :
222 :2012/09/05(水) 13:36:00.19
ちなみに全部、爺ちゃんのお古。 素材もいいし、作りも丁寧で、なかなか良かったんだけど、 さすがに周りから浮くし、重くて嵩張るから今は使うのやめちゃった。
お爺ちゃんが鎖場の陰で泣いてるぞ
225 :
底名無し沼さん :2012/09/05(水) 20:21:29.64
ノンフィクションなら、森脇南海子著「ポップ吉村のバトル・ライフ」 巨大な山・ホンダファクトリーチームにプライベーターでただ一人、闘いを挑み勝ち抜いた伝説の男の物語
MORIWAKIさんが書いた、ポップ吉村の物語か。バイク乗りならないを言いたいかわかるよね。
>>220 涸沢と軽井沢を勘違いして、5月の連休にテニスラケット持って登ってきたバカップルの話もあったな。
228 :
底名無し沼さん :2012/09/05(水) 23:02:49.90
新田次郎はほとんど山に登った事はない。 仕事でいた富士山以外は、せいぜい涸沢くらいだったらしい。 それなのに遭難事故が起きるたびにマスゴミからコメントを求められ登山家面して適当な事を言ってたらしい。 ある登山家にそれを痛烈に批判されてから、一切やらなくなったそうだ。
>>227 未だに紅葉シーズンは
涸沢まで来てしまう観光客が居ます
230 :
底名無し沼さん :2012/09/05(水) 23:31:28.31
紅葉シーズンの涸沢にはこっちが赤面してしまうような、ファッション雑誌からそのまま 抜け出したようなファ厨がいるよな。靴から服からザックまで全て新品みたいな。(w
真保裕一の灰色の北壁は面白いたったなぁ
登山者も観光客よ。仕事やスポーツ登るヤツまれ。
新田ジローのヌレ場表現はかわいい。ちょっと遠慮して書いてるのか。
235 :
底名無し沼さん :2012/09/06(木) 22:56:26.91
>>226 森脇南海子は吉村秀雄の実の娘。結婚した相手の森脇は吉村の愛弟子だよ。
吉村秀雄本人の著書「ポップ吉村のバイクスピリッツ」では、アメリカに渡って詐欺被害にあった経緯などは詳細に書かれていないが、森脇南海子著書では身内として日本からバックアップしていた姿が克明に綴られている。
他には、第三者のライターによる著書「ポップ吉村の伝説」もある。三冊読み比べると、それぞれの立場の違いが面白い。
丸山直樹って奴は文体から腐臭が漂うな。
登山本とはちょっと違うけど、ヒマラヤ周りの本読むのに参考になったのが、『チベットを馬で行く』。 1995年に50歳の女性がチベット人のガイド、運転手、コックを雇って、現地で馬買って、馬や車でチベットを一周するエッセイ。 シェルパの文化とか、現地の食べ物とか、山に対する現地の信仰とか、いろんなことが垣間見える。 あと、未踏峰のカイラス山周りはぐるっと一周してる。なんで未踏峰なのかがよくわかった。
強力伝
ジロー・ニッタ
240 :
底名無し沼さん :2012/11/07(水) 20:36:16.68
八方尾根殺人事件
241 :
底名無し沼さん :2012/11/07(水) 20:51:04.75
新田次郎は歴史物の方が面白い 武田信玄ものとか富士山噴火の話とか
サバイバル登山家、面白かった!
新田は短編の方が面白いと思う 今、武田信玄読んでるけどイマイチ でも孤高の人は面白かったよ
>>191 胡散臭いとは思わないけど、石川直樹と同じで、自分探し度が強すぎて興醒めするとこはある。世代的なもんだろうけど
頭で考え過ぎなんだよね
ブラックウッド-いにしえの魔術
247 :
底名無し沼さん :2013/01/13(日) 23:28:41.58
>>247 うまかったけど、老後の丸くなった羽生みたいな感じだったなあ。
彼の奥にある不完全燃焼の炎みたいな感情を表現してほしかった。
kindleで単独行とか無料で読めるんだな 凄い時代になったもんだ
思わず万歳三唱だな
252 :
底名無し沼さん :2013/02/01(金) 17:37:27.14
253 :
底名無し沼さん :2013/02/10(日) 20:31:13.20
『青春を山に賭けて』読了 植村直己スッゲ−!! 20代にして世界初五大陸最高峰登頂しかもエベレスト以外単独 60日間アマゾンイカダ下りも凄いが、圧巻は氷点下40度での冬期グランド・ジョラス北壁登攀 シュラフなしでツェルトかぶっただけのビバ−ク、最後の二日間は食糧なしで6人中4人が凍傷になった地獄の状況下、植村は五体満足 超人か(汗)
楢山節考
255 :
底名無し沼さん :2013/02/10(日) 22:07:10.99
ちょっと毛色は変わるけど松本せいちょうの遭難 後立山の鹿島槍ヶ岳付近が舞台 扇沢から五竜まで縦走した時、小説の中に書いてあることが実感としてわかった
風雪のビバーグ読んだけどすげーつまんなかった なにがつまんないかってクライミング用語わかんないし勉強する気になるような内容じゃないし遺書が文学に昇華?文学舐めてんのかよwww
光る牙
満つる月の如し仏師・定朝
260 :
底名無し沼さん :2013/04/27(土) 00:41:22.33
加藤則芳さん亡くなったらしい。残念 GW前半は、「メインの森をめざして」を読むことにする 後半は山に行く
蒼い氷壁 キャンベル渓谷の激闘 どちらもハモンド・イネス著 アラスカ戦線 H・O・マイスナー著 全部ハヤカワNV文庫
263 :
底名無し沼さん :2013/05/08(水) 23:59:57.11
竹澤長衛物語を読んでる 南アルプス好きなら必ず読むべき一冊だね
BORN TO RUNだね 山岳というかウルトラマラソンだけど
265 :
底名無し沼さん :2013/05/09(木) 12:23:04.05
266 :
底名無し沼さん :2013/05/09(木) 17:47:31.76
267 :
底名無し沼さん :2013/05/09(木) 22:36:31.08
>>263 気になって調べたけど凄い人だね
新しい本だし気になるわ、読んでみます。
268 :
底名無し沼さん :2013/05/10(金) 00:07:05.62
氷壁
269 :
底名無し沼さん :2013/05/10(金) 14:43:24.57
270 :
底名無し沼さん :2013/05/12(日) 14:52:19.48
竹澤長衛!
271 :
底名無し沼さん :2013/05/12(日) 16:48:56.75
板倉勝宣 山と雪の日記
272 :
底名無し沼さん :2013/05/29(水) 15:07:11.04
今週、セブンイレブンで買った山雑誌に竹澤長衛のことが書かれているが 凄いガイドだったんだね。本に興味がわいてきたよ
273 :
底名無し沼さん :2013/05/31(金) 20:38:57.20
南アルプスの創始者?竹澤長衛はクライミングも凄かったみたいだね。
274 :
底名無し沼さん :2013/06/05(水) 20:40:41.07
今コンビニで売ってる日本山岳史おすすめ
275 :
底名無し沼さん :2013/06/07(金) 01:25:34.10
>>274 道具の移り変わりとか面白そうだったけど
最後の書籍紹介で「一歩を越える勇気」があって「垂直の記憶」がない
これで台無し
277 :
底名無し沼さん :2013/06/07(金) 01:45:11.55
何処のコンビニだよ
○○がない、というのは選者の趣味もあるからしょーがないとして、 「一歩を越える勇気」なんか入れてるのはいかんな。みっともない
最新の装備を使って最新の登山方法で登山してるような小説は ないもんかねえ。
孤高の人漫画は最新だよ v字スレッド使ったり
281 :
底名無し沼さん :2013/06/07(金) 10:07:11.47
単独無酸素の栗城さんも そうそうたるメンバーの仲間入りですね
283 :
底名無し沼さん :2013/06/08(土) 17:42:40.83
284 :
底名無し沼さん :2013/06/08(土) 18:49:54.28
この板はお前が残したゴミみたいなマルチポストだらけだけどな!
285 :
底名無し沼さん :2013/06/13(木) 08:15:47.49
stoic bombshell 1-z
小説じゃないけど、時空旅人Vol.14「日本山岳史」は読んだ人いる? 副読本としていいかなと思ってるんだけど、どうかな?
ステマなのか? 見つけたら買ってやるよ
ステマのつもりはねーよw 近所の本屋では見つからなくてさ、内容が濃ければ買いたいんだけど
栗基地の本宣伝してるページで萎えるよ
>>289 栗城か?確かにそれは嫌だなw
それでも貴重な情報が多かったら欲しいかな
291 :
底名無し沼さん :2013/06/13(木) 17:29:00.49
292 :
底名無し沼さん :2013/06/13(木) 18:40:37.55
>>288 昨日買ったわ。
まだ半分くらいしか読んでないけど面白いよ。
昔の人は体力あったんだなと、つくづく思う
293 :
底名無し沼さん :2013/06/17(月) 15:34:35.10
うっかりageてたわ、すまん。 ちなみに、次のページには「岳 みんなの山」が紹介されてたw
仮にも山岳関連の書籍で栗馬鹿の本の宣伝してる時点で 買う価値なんてねえだろ。 金入るならなんでもやるのか?っていうレベル。
スポンサーとかあるしそこらへんは難しい話だろ
まぁ、栗城でもおまえらよりはレベル上だしなw
実際のところがマジでよくわからんとこが一番すごい所だと思う
Into thin air (邦題がダサクて「空へ」) 【あらすじ】 エベレストの商業登山の実態をレポートするため、自らツアーに参加し、 ツアーの同行者や他のツアー客(難波康子さんもその一人)の死とともに、 半死半生でB.Cに帰りついた人が書いたドキュメント。 邦題はせめて直訳で「低酸素領域へ」、とでもしてほしい、マジな一冊です。
「激走! 日本アルプス大縦断」 NHKスペシャルで放送した、NHK取材班によるトランスアルプスレース当日のドキュメントを書籍化 テレビでは放映しきれなかったそれぞれの選手の思いや、取材の手法などを公開していて、マジ面白い ・「カメラマンのほうが凄い」とか言うやつがよくいるが、実際に前々回の優勝者をレースカメラマンに起用 他にも前回3位の選手やオリエンテーリング選手権15連覇の選手など、かなりの面子をレースカメラマンに揃える ・優勝候補筆頭の望月選手が受けていたプレッシャーはテレビで見るより多大なもので、彼の動向にかなりの分量を割く ・ガンの人(北野選手)がガンだと取材班は事前には知らず、知ったのはレースの後半。そこから番組を作り替えた ・タイムリミットギリギリに完走した人(宮崎選手)は、最初から記録度外視でギリギリ完走狙いで、 軽量化に必死になる他の選手を尻目に、柿の葉寿司やういろうなど、食い物やおやつを大量に持ち込んでいた。ただひとりエアマットも持参 ・1日遅れで参考記録ながら完走した人(岩崎選手)は面白キャラなので、最初から狙っていた ・3位の人(木村選手)はテレビにはほとんど出なかったが、書籍でもほとんど出ず、完全なダークホースだった模様 不眠不休で走る選手の多い中、1日4〜5時間寝るというマイペースで、好記録樹立 ・畑薙まできたらあとは楽勝じゃん、と我々素人は思うが、畑薙〜静岡の舗装路が一番辛いらしい。多くの選手が幻想を見るとか ・草をむしっていた人(飯島選手)は大会実行委員会代表でもある。結局あのあと2時間寝て無事完走 ・人によっていろんな幻想を見るようだ。 ある人の幻想「着物を着た美女数人と5人の女子高生が俺の前にいる!!」 別の人の幻想「口坂本温泉(チェックポイントのひとつ)には化け物がいて、俺を襲ってくる!早くここから逃げなければ!」 前者のほうが楽しそうだw
口坂本温泉ぬるいんだよなー
小説じゃないけどスティーヴ・ハウスの「垂直のかなたへ」 内容もすごいけど最後の謝辞の死んだ知り合い・友人の列挙に戦慄した 先進国で軍人でもなく普通に生きてたらこの若さでそんなに知り合いで死なないよな・・・ やっぱ高所登山は怖いなと改めて思わされた
305 :
301 :2013/07/20(土) NY:AN:NY.AN
サルベージを兼ねて… ここは山岳小説スレですが、雑誌も語っていいですよね? (スレ乱立もどうかと思い) 本日20年ぶりくらいに山溪8月号を買ってきました まだ1/3位しか読んでないですが、山溪・岳人ともにビジュアルになって値段もそれなりになりビックリしました (雑誌一冊1000円ですぜ) 雑誌読みだけでなく、最近の山の状況も知りたく… 楽しみに読んでます。 広告も楽しいですね(笑)
マロリーがエベレスト登頂成功して死んだのかどうかを検証した米捜索隊の手記。 小説ではないけど面白かった。 タイトルは、そして謎は残った。
高校の時ワケわからなかった中島敦の山月記、今も???進歩ない。
霧の山 安川茂雄
春を背負ってを読んだけど・・・ これ、おもろいか? 映画化するみたいだけど、映像化して楽しいかどうかちょっと疑問だ。
『砂漠ダンス』山下澄人
「桃太郎」 おじいさんは山に芝刈りに・・・・
マークスの山読んじゃったよ・・ 途中でやめられ無いし鬱
315 :
底名無し沼さん :2013/10/31(木) 06:58:55.86
やっぱり「孤高の人」
316 :
底名無し沼さん :2013/10/31(木) 21:22:03.32
竹澤長衛物語を岳人で紹介されてたから読んでみたけど、良かったよ。 南アルプス好きなら必ず読むべき一冊だね。
>>307 それで思い出した
昔、青春アドベンチャーで登山モノやってたな
318 :
底名無し沼さん :2013/11/01(金) 02:46:21.43
319 :
底名無し沼さん :2013/11/02(土) 16:01:49.90
>>318 挙動から無職かと思ったら医者なんだな
奥さん美人でうらやましい
小説じゃないけど、「凍」はおすすめ。
マークスの山見終わった疲れただけ積まんなかった
>>321 読んだのが文庫本だったら、単行本読め。
いややっぱいいわ 山岳小説じゃなくて警察小説だし
325 :
底名無し沼さん :2013/11/27(水) 20:30:33.22
竹澤長衛物語を読んでみた、北岳バットレスも初登攀した人だったんだな ぶったまげたわ・・・
326 :
底名無し沼さん :2013/11/27(水) 21:16:44.31
327 :
底名無し沼さん :2013/12/02(月) 01:25:52.40
神々の山嶺 これ嫁や
それ最低評価の奴や
329 :
底名無し沼さん :2013/12/02(月) 18:05:10.46
深沢七郎 楢山節考はどうよ?
>>327 登山したことないやつってそれ好きだよね
谷甲州の遥かなりなり神々の座ってどう?
続編共々優秀。 谷甲州は一通り読むといい。
過疎スレだし小説じゃなくてもいいよね? きょうブクオフにいぜん見かけた北壁の死闘買いにいったけど すでになかった 代わりに・・・ そして謎は残った―伝説の登山家マロリー発見記 ウィンパー/アルプス登攀記(下巻) パッカーズ創刊2号(2006年6月)購入 とりあえずマロリーミステリから読み始めた
334 :
底名無し沼さん :2013/12/07(土) 21:55:36.85
「みんなちさこの思うがままさ」が一番だろ。
335 :
底名無し沼さん :2013/12/08(日) 12:13:36.23
いや、アルプスの少女ハイジが一番。
きのこの山
・空へ―「悪夢のエヴェレスト」1996年5月10日 ・デス・ゾーン8848M―エヴェレスト大量遭難の真実
アナトリ ブクレーエフ の方は未読だけどAMAZON書評を見る限り クラカウアーとあわせて両読すべきなんだろうね おれも夕べ文春文庫版のクラカウアー「空へ」再読始めたけど あの版画は不気味で怖いわ
339 :
底名無し沼さん :2013/12/11(水) 00:02:19.02
竹澤長衛物語(南アルプスの開拓者・ガイド) デス・ゾーン8848M エヴェレスト大量遭難の真実 私も読んだぞ
340 :
底名無し沼さん :2013/12/11(水) 01:06:51.60
[還るべき場所] 現代の高所登山が舞台で新鮮だった
>>338 アナトリ・ブクレーエフ氏のデスゾーン、是非読む事をお勧めしますよ。
なかなかに感動しますよ。
342 :
底名無し沼さん :2013/12/11(水) 13:17:16.34
七つの最高峰 中年二人が7大陸最高峰制覇の道中記 訳本ならではの違和感なく、普通に邦本として読めた 訳が上手い
343 :
底名無し沼さん :2013/12/12(木) 02:23:25.07
現時点で「こころ」すら読んでいないので話題について行けない
なんか、やらしそうだな
>>331 谷は登山家だからね。
反して、夢枕は登山家じゃない。
だから、小説もリアリティ品質が違うよ。
>>333 北壁の死闘
これは良い。おすすめ。
舞台はアイガー北壁
陸軍測地測量部と建岳初登頂を争そった 日本山頂会初代会長の児島兎水をモデルに なぜ横浜正金銀行支店長が 金融と浮世絵という精神世界(こころ)から 浅間登山を皮切りとする登山の肉体世界(からだ)に飛び込んだのか 日露戦争後の青少年の高揚と混迷を描いた未完の大作 黒竜江を越えて興安嶺を登らんとする終章の<蒼の世界>が そのまま短編として独立して「坊ちゃん」となったのはあまりにも有名 (新朝文庫 平成26年1月新刊予定)
八甲田山死の彷徨
児島兎水って何?小島烏水をモデルにした何かの小説のキャラとか?
3日山から帰って勢いでずいぶん買ったよ ぶっちゃけ読んだのは一冊だけ。 ACドイル「失われた世界」なんつうか小説のお手本みたいであらゆる描写が面白い 深田久弥「わが山々」、冠松次郎「渓(たに)」、芳野満彦「新編山靴の音」 植村直己「青春を山に賭けて」、Cガラード「世界最悪のたび」・・・その他新田次郎を何冊か ボブ・ラングレー 『北壁の死闘』 を買ったので ハインリッヒ・ハラー「白い蜘蛛(アイガー北壁初登攀記録)」を買おうとしたら 古本でchikuma classics(筑摩クラシックス)という世界の古典探検NFシリーズがあってさ ネットで調べてたら魅力的なラインなんっプナンだわ
352 :
底名無し沼さん :2014/01/15(水) 01:42:42.86
機動戦士ガンダムのサイドストーリーを描いたオムニバス作品集。 その1つとして、元登山家がモビルスーツ・ザクでK2を登る話が出てきます。 主人公がラシュナル、パートナーがマロリーという組み合わせはさておき、話そのものはまずまず。 K2の山容もそれらしく描かれています。
353 :
底名無し沼さん :2014/01/15(水) 02:07:25.41
コクピットは狭いっつってテント張ってたのは雰囲気あったな 定番のビームアックスで風呂作るのはいらんかった
何の前振りもなくごく自然に会話するガンヲタW
×ガンヲタ ○ガノタ
ここまで喜作新道なし
山岳小説なら曽田正人著「シャカリキ!」だよ。 沖縄・国頭山で二回の山岳賞を取り、はるかラルプデュエスの山岳賞を目指す物語
喜作新道 角川文庫で古本入手 そのうち旅で読もうととってあるわ あの頃の角川はおどろおどろしいノンフィクションが何冊かあって 好きだわ
Jシンプソン「死のクレバス」(岩波現代文庫)入手 映画「運命を分けたザイル2」でジョー・シンプソン本人は何回も見たが クレバス映画化の「ザイル1」はザイル2の陰惨さになかなか見る気に慣れなくてな
362 :
底名無し沼さん :2014/01/22(水) 20:36:49.90
「北壁の死闘」が出てない・・・
正月に読んだよ 良かった・・・と思う そのうち同じ作者でエベレストの彼方も読もうと思うが ともかく新田次郎にウィンパーが積読のままだから 手が回らない
>>362 北壁の死闘なんざ何度もでとるわ、最初から読み直してから来いや蛆虫。
なんで蛆虫
366 :
底名無し沼さん :2014/01/25(土) 19:20:08.47
その峰の彼方 笹本 稜平 買ってきた。
山男 w
黒部の山賊が本屋で売ってた! もう雲の平へ行かなくても読める
371 :
底名無し沼さん :2014/03/18(火) 00:22:45.57
どこの図書館にもあるだろwww
(`・ω・´)
373 :
底名無し沼さん :2014/03/29(土) 09:21:20.87 ID:YWYIcVG1
>>325-326 竹澤長衛物語を読んでみた、北岳バットレスも初登攀した人だったんだな
ぶったまげたわ・・・
山梨県民なので本屋で買ってみたー
374 :
底名無し沼さん :2014/03/29(土) 09:32:18.63 ID:HB3iH/Lt
蝙蝠だけが知っている
375 :
底名無し沼さん :2014/04/11(金) 23:21:21.24 ID:HZghSAIf
佐瀬稔さんが亡くなったって?
376 :
底名無し沼さん :2014/04/12(土) 00:01:39.43 ID:nS7JZuAU
何年前の話してんだよ。
377 :
底名無し沼さん :2014/05/06(火) 22:01:04.39 ID:PeBofJXM
黒部の山賊読み終わった。面白かった 戦後すぐの大混乱の北アおもろいな。映画化してほしいw 伊藤新道に一度は行ってみたいものだ
378 :
底名無し沼さん :2014/05/07(水) 22:51:28.48 ID:8reuQvbn
竹澤長衛も面白かった。 クライミングもやる仙人とは恐れ入ったわ・・・
379 :
底名無し沼さん :2014/05/07(水) 22:57:10.34 ID:/P8eJrb6
>>377 「虚無の道標」もお薦め。
伊藤新道をネタにしているよ。
前編は全く脈絡の無い話だが、後半の登山道造りの流れは好きだなー
380 :
底名無し沼さん :2014/05/07(水) 23:24:01.74 ID:K0ZJ87Ha
八甲田山死の彷徨
381 :
底名無し沼さん :2014/05/07(水) 23:50:50.75 ID:/ZeuQTNP
382 :
底名無し沼さん :2014/05/10(土) 10:46:09.19 ID:dOQtKKYK
一歩を超える勇気 必読!!!ヒマラヤに言った気分になれる!!!!!
383 :
底名無し沼さん :2014/05/10(土) 13:32:02.05 ID:U/8sgLgQ
>>382 ネタにしてもつまらん
お前はセンス皆無で頭が悪い
384 :
底名無し沼さん :2014/05/10(土) 15:13:04.47 ID:dOQtKKYK
385 :
底名無し沼さん :2014/07/13(日) 09:34:08.72 ID:bHJBsQN+
山女日記
386 :
底名無し沼さん :2014/09/15(月) 20:40:23.69 ID:vX4P3XM+
竹澤長衛は、クライミングやる仙人で有名でしょ〜 南アルプスの開拓者
387 :
底名無し沼さん :2015/01/02(金) 00:06:54.35 ID:mjlqc/Hs
☆ミ
388 :
底名無し沼さん :2015/01/17(土) 14:36:27.60 ID:RhmeHfL1
竹澤長衛物語だけど かなりの山好きじゃないと読まない本じゃないかな
389 :
底名無し沼さん :2015/01/21(水) 11:37:48.46 ID:IZXRZpwL
P.P.リード「生存者」 アンデス山中に墜落した飛行機の生き残り乗客達(ラグビー選手)が仲間の遺体を食べて生還したノンフィクション
390 :
底名無し沼さん :2015/01/21(水) 21:20:39.95 ID:Es14REVT
山岳ミステリじゃなくて、単なる山岳小説だと途端に数が少なくなるよね
391 :
底名無し沼さん :2015/02/22(日) 22:22:36.48 ID:oGcm5YXP
小説の「春を背負って」の評価って、 山のベテランさんにとっては、どんな評価なんですか? 山初心者ですが結構好きな小説
392 :
底名無し沼さん :2015/02/23(月) 02:01:50.56 ID:lzCGy81L
>>391 ほっこりする良い作品
何よりあの辺りに山小屋があったら便利だろうなぁと思う
「還るべき場所」や「天空への回廊」的なものを期待してると拍子抜けするかもね
393 :
底名無し沼さん :2015/02/23(月) 14:24:14.60 ID:HFZMHTN+
>>391 荷揚げで百キロとか、ちょっと首をかしげるところはあるけど、まぁまぁの出来だと
思う。あれはリアリティを追求した山岳小説ではなく、山を舞台にした人間模様だか
らあれでいいんだろうと思う。
394 :
底名無し沼さん :2015/02/23(月) 15:57:16.07 ID:BuqHKMlj
どうも「未踏峰」とごっちゃになってしまう印象がある。
395 :
391 :
2015/03/01(日) 18:25:20.48 ID:elRIeGUN >>392 >>393 >>394 すいません、スレチェックしてなかった。
ありがとうございます。
それほど、違和感のない仕上がりだったんですね。
映画の方から入ったのですが、いい意味で昭和の匂いがプンプンだったので、
原作も古臭い部分があったのかなぁと。
「還るべき場所」、買いました。いま、積んでます。