●初心者のための富士山登山入門第57●

このエントリーをはてなブックマークに追加
28底名無し沼さん
◎服装・・・登山中はTシャツでも暑いですが、日焼けが気になるなら薄手の長袖を。ズボンは伸縮性のあるものが良い。
      ジーンズは足を動かし難く、濡れると重く、さらに動き難くなるのでNG。半ズボンは風に吹かれると寒いです。
◎下着・・・綿の下着は濡れると乾きにくく、風に吹かれると寒いです。化繊100%のものが必須。
◎その他・・・昼食とは別に行動中に糖分や塩分が補給できる飴、梅干、カロリーの高いキャラメルなどを摂りましょう。
      タオル2本ほど(日本手ぬぐいが薄くて便利です)。ごみ袋(ごみは必ず持ち帰りましょう)。保険証のコピー。
      トイレットペーパー(ティッシュペーパーは自然分解されない(非水溶性)ので使ってはいけません)。

◎登山地図・・・下山時に道を間違う人が多いです。最寄の山小屋、診療所・救護所、トイレを探すときにも必要です。
◎医療セット・・・バンドエイド(靴擦れ対策にも)、消毒液、包帯もしくは三角巾(長めのタオルで代用可)。
○ストック、金剛杖・・・上り下りに腕の力を活かせるので、足(特に膝)の負担軽減に効果があります。
○その他・・・ウェットティッシュ、替え下着。

△レジャーシート・・・あると便利ですが、強い風で飛ばされやすいので使用時は要注意。
△水筒・・・保温保冷水筒は便利ですが、重くなるのであえて使わないのも手です。
△スパッツ・・・須走口、御殿場口下山道の砂走りを下りるときに有用です。ローカットの靴の場合、砂や小石が入るので、
      それを防ぐためのものです。ハイカットの靴なら、ズボンの裾を上から被せることで軽減できます。
△その他・・・ガムテープ(靴などの補修に使える)。砂埃がすごいのでマスクが有効という意見も。
×酸素缶・・・吸い続けている間だけしか効かないので、一時的な効果しかありません。
×頭痛薬・・・高山病による頭痛も和らげますが、症状を隠すので却って危険という意見もあります。

●余計な荷物は体力を消耗するだけなので、出来るだけ持たないようにしましょう。
但し、本来持たなければいけない装備も、重いとか、ザックに入らないからといって持たずに登るのは本末転倒です。
きちんと装備を揃え、その装備を背負えるだけの体力をつけてから登りましょう。