栗城史多ってどうなの? その2

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127底名無し沼さん
http://weblog.hochi.co.jp/takeuchi/2008/01/post-7825.html#more
竹内氏のブログより↓

友人が「こんなの見ましたか?」と新聞の広告を送ってくれました。
 マウンテンハードウエアーというアメリカのクライミングウエアー
メイカーの広告です。
 その広告によると栗城史多(くりき のぶかず)さんが
「世界7大陸最高峰の単独無酸素登頂に挑戦」残すはエヴェレスト
とビンソンマシーフという内容です。
 最初にお話しておかなければいけないのは、私の過去のインタビュー
や記事などをご覧になったことのある方はご存知のことと思いますが、
私は、いわゆる「世界7大陸最高峰」は登山の中の一つのカテゴリー
として確立していて、それにチャレンジしようという人にとって、
それは、私が14座にチャレンジするのと同じように、情熱をかたむける
価値がある目標なのだと思っています。
 登山には人それぞれの思いがあるのだから、人それぞれのスタイル
があっていい。
 スポーツクライミングだけに情熱をかたむける者がいるように、
私のようにヒマラヤだけに情熱をかたむける者もいて、同じように
7サミットに情熱をかたむける者がいてもいい。
 それは、例えば陸上競技に何種類もの「走る」競技があるのと同じ。
短距離、長距離、中にはわざわざハードルを越えるものもある。
それらは、どれも「走る」という基本運動から細分化し専門化し、
発展して洗練されてきたのだ。そして、その一つ一つに情熱を
かたむけるランナーがいる。
 登山も「登る」という基本運動からいろいろな登山スタイルに
細分化し、専門化していくのは必然でしょう。これは、登山が他のスポーツのように発展、成長している証拠と私は思っています。
 
128底名無し沼さん:2010/01/09(土) 00:44:48
続き↓

だから、この栗城さんが「7サミットを登る!」と宣言して
彼自信の目標に向かう姿は素晴らしいと思う。
 ただ、なぜ彼は「単独」「無酸素」という言葉をこうも安易
に使ってしまうのだろうか?
 そもそも、7サミットの山でエヴェレスト以外の6つの山に
過去、酸素を使って登頂した人っているの???
 さらに、この7つの山のノーマルシーズンのノーマルルートで
「単独」って可能なの???
 文中に「昨春、チョ・オユーに単独無酸素登頂に成功」ってある
けど、プレモンスーンのチョ・オユーのノーマルルート…公募隊が
ひしめくそこで「単独」って可能なの??その公募隊にだって
「無酸素」そこそこ、いるしね。
 この「単独」については、単独に命を賭け、冬のマカルーに消えた
J.C.ラファイユには聞かせられないね…。うーん…ちょっとこれは、
死んだ大切な友達がバカにされているようで気分が悪いな…。
 しかし、マウンテンハードウエアーもナニやってるのかな?
 テクニカルアドバイザーにはエド・ビスチャーズ(14サミッター)
がいるはずなのに。(マウンテンハードウエアーのEVテントシリーズ
のEVはエドのイニシャル)彼に聞いてからにすればよかったのにね。
 恐らく、この栗城さん自身は「単独」とか「無酸素」とかの意味を
そこまで深くは考えていなかったのかもね。
 たぶん、彼の周りにいる大人がなにか「美味しい都合」で、
いろいろ脚色したんじゃないかな?
 なーんだか、よくわからない一般の人々を、だまそうとしてる
みたいな広告…。
 せっかく、登山の広告なのに…あーあぁ、ガッカリ…