パンパカパ〜ン♪ また死にました Part122

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717底名無し沼さん
ここで書かれていた昔の名作

野尻湖遭難事件 覚えてますか? このようなものがトムラウシもあればよいのにねえ。
内部リーク歓迎

6 :踊る大捜索線♪ :03/05/31 11:29
5月24日 発端 エビ山頂上 午後過ぎ
休憩を終えた一家は、下山のため立ち上がった。(まだ時間があるな。)父親のオサ○は物足りない様子で、「高沢山まで足をのばしてみないか?」と家族に話しかけてみた。
長女「イヤだ〜。もう登りたくない。」
次女「そうだよ。さっさと下りようよ。」
3女「・・・・・・」
妻「あなた一人で行ってらっしゃいよ。私たち、先に下りてコーヒーでも飲んでるから。」
オサ○は、苦笑いしながら妻の言葉に頷いた。(無理もない。山好きな訳じゃないからな、みんな。)
3女「お父さん、付き合うよ。一緒に行こう。」
3女はそう言いながら、父に寄り添った。
(この子が男の子だったらなぁ・・・。神様は何故男の子を授けてくれなかったのだろう)
オサ○は3女の優しい気遣いににっこり微笑みながら、ふとそう思った。

37 :踊る大捜索線♪ :03/05/31 11:30
5月24日 野反湖畔、夜
(いったいどうしたんだろ?)日はとっくに暮れて、湖の周りの山々は不気味な黒いシルエットと化していた。
長女「警察に連絡した方がいいよ・・・。」
次女「こんなに遅いなんて、なんかあったんだよ・・・・。」
妻「・・・・・・・・・」
イヤな予感がこみ上げていたのは妻も同じだったが、必死で最悪の予想を頭の中から振り払っていたのだった。(そんなはずはない・・・そんな・・・・)