♪パンパカパ〜ン♪ また死にました Part 87

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984底名無し沼さん
ア抜戸岳で雪崩 2人不明 短時間で大量降雪か
2008年12月28日 朝刊

 27日午後3時半ごろ、岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂の北アルプス抜戸(ぬけど)岳(2、812メートル)の東斜面で雪崩が発生し、
静岡県の静岡山岳会の4人パーティーのうち静岡市葵区上足洗、常葉学園橘高校教諭桑原義仁さん(48)と、同市駿河区池田、
三菱電機社員塚田征義さん(39)が巻き込まれ、行方不明となった。28日早朝から岐阜県警山岳警備隊員らが救助に向かう。

 高山署によると、4人は27日午前7時ごろ、高山市奥飛騨温泉郷の新穂高温泉から抜戸岳を目指して入山。午後2時半ごろ、
標高1480メートルの小池新道入り口付近でベースキャンプを設営。桑原さんと塚田さんの2人がルートの偵察に向かい、
雪崩に巻き込まれたという。積雪は約1・5メートルあった。

 雪崩はベースキャンプから500メートルほどの斜面で発生し、テントに残っていた2人が雪崩の雪煙を目撃した。

 直後に発生現場付近を約2時間にわたって捜したが、見つけられず、捜索を断念。新穂高温泉に下山し、午後9時40分ごろ
新穂高登山指導センターを通じて同署に届けた。

 登山計画によると、パーティーは26日に出発し、29日に抜戸岳に登頂し、30日に下山予定だった。

 桑原さんは登山歴20年で冬山も同10年のベテラン、塚田さんは冬山ともに登山歴3年という。

 岐阜地方気象台によると、雪崩があった27日午後3時ごろは、抜戸岳から最も近い観測地点の高山市奥飛騨温泉郷栃尾は
晴れで、気温マイナス0・8度、風速は西2メートル。

 同4時11分には、高山市などの飛騨北部に雪崩注意報が発令された。

 また、前日まで雪が降っており、短時間で大量の降雪があり、既に積もっていた雪の上にできた層が滑り落ちる表層雪崩があった可能性もある。
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2008122802000069.html