Columbia(コロンビア)Vol.9

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924底名無し沼さん
実はポチは金星人で私のせいで金星に帰ってしまいました。
ゴメン、ポチこれからは私がポチを名乗るよ。
今日はコロと石井スホーツ店の前で待ち合わせ。マナーが悪い過ぎる客が
私のことをジロジロと見ていて気になる。10分遅れでコロが来た。
コロの奴、到着するなり私の顔を凝視して
「ポチ、お前化粧してんのか?」
突然、女の子になっちゃって途惑っていたけど、どうせ女になったなら少し
でも綺麗になりたいていう微妙の女心も理解できないのかね君は。
「やっぱり変か?」
と思いながらも私は、コロにどう見られてるか気になる。
「何言ってるんだよ。すごくカワイイよ。今すぐ結婚したいぐらいだ」
普通ここで結婚なんて言葉出すかね。君は自分のWindows94のバージョンアップ
を急いだ方がいいよ。
「ポチ、オレは普段バカやってるけど、実はこんなピエロキャラじゃないんだぜ」
この話は何度も聞いたって。前にチンピラーノに、この話をして死ろされかけたじゃん。
こんなマゲ者と何で私は付き合っているんだろう。
「ポチ、オレの買い物に付き合ってくれるよな?」
普通その言葉は女が男に言うもんだけど私は頷いてあげた。コロがログハウス
作成用の作業着を探していたのは、私も知っていたから。
私がショッピングモールの方に歩いていこうとすると、コロは私と手を繋いできた。
「バカ、恥ずかしいよ」
そう言う私は楽しそうなコロの笑顔を見た瞬間、心臓が高鳴り顔が熱くなってしまった。
降参だ。