ユニクロで登山 9 (UNIQLOをアウトドアウェアに)

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23底名無し沼さん
プレミアムダウンライトウェイトジャケット
<デザイン>
デザインコンセプトは「レトロフューチャ−」だそうでユニクロにしては珍しい2色切替の外観。
緑やオレンジはノースフェイスを彷佛とさせるが、「レトロフューチャ−」かどうかは疑問。(写真1)
白、黒、青なんかは比較的狙い通りの雰囲気が出てるように思う。

<外素材&機能>
ポリエステルが主体だったダウンシリーズでは異色のナイロン100%を使用。実に微妙な光沢感は
どこかで見た感じもするが、イマイチ思い出せないでもいる。折り畳みを考慮してかロフトの部分は
6mm前後のスペースが開けられ縫製されているが、このロフトの隙間6mmの部分には何も中綿が
入っていないので(写真2)ここが防寒性能にどう影響するかが気になる。折り畳み、専用の収納袋に
収めると大体800ml程度の水筒くらいにはなるがとても小さいとは言いがたい。(写真3)

<実装>
今回の実装での体感チェックは山梨県の某湖周辺。時間は深夜2時前後。湖畔を伝わってくる風が冷たく
車の外気温表では1℃を表示している。(写真4)風が結構強い為、体感温度はもう少し低いと思われる。
例のごとくヒートテックプラス長袖とユニクロフリースをインナーに着用し、いざ体感チェックスタート。(写真5)

<よかった点>
薄い為、ダウン全般にありがちな腕の部分のもたつきは無く動きやすかった。(写真6)
<悪かった点>
予想どおり防寒性は低かった。もとも本体自体が薄く、申し訳程度の厚さのダウンしか入っていない為
保温性が低い。しかも袖の部分のアジャスタ−はおろか裾のドローコードさえ無い為(写真7)すきま風を防げない。

<総評>
途中でダウンの上からウインドブレーカーを羽織った所、かなり改善された。
ただし前回のプレミアムダウンショートジャケットが、シンプルな作りがら良く考えられており
かなりの防寒性を発揮したので、今回の結果には少し寂しさを感じた。

プレミアムダウンライトウェイトジャケットは折り畳み持ち運べる事がその他の
ユニクロのダウンとは大きく異なる利点だ。単体で使用場合は少し暖かい日の街用、
またはバッグに携帯して肌寒い時にさっと羽織る物、と考えるとかなり使えると思う