福岡大学W部カムイエクウチカウシ山 ヒグマ遭難

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クマの脳の前縁は眼窩の後方約一〇〇ミリのところにあり、そのあいだはすべて空隙、
つまりハチの巣状の骨で満たされて指先が十分入るほど、大きな空洞もある。
ハンターが正面から弾丸を撃ち込んでも、グリズリーを殺すのがむずかしい理由がここにある。
たとえ一ダースの弾丸を撃ちこんでも、弾丸がこれらの洞にとどまり、クマの生命はほとんど脅かされない可能性がある。
さらに側頭部には実測で厚さ一〇二ミリの咬筋と側頭筋が付着するため、至近距離で撃たないかぎり、
弾丸はこれらの筋層を通りぬけて、さらに頭骨を貫通することはほとんどない。
頭頂部の骨厚は分厚いが、側頭部では厚さ四・八ミリ、つまりヒトのそれと同じ程度しかない。
つまり、これらの骨層をおおう筋肉の形と厚さがグリズリーの脳を保護している事になる。
グリズリーは強大な筋肉の力に加えて、たくましい生命力を備えている。
傷を負っても急所さえはずれていれば闘うことができるし、闘おうとする。
正面から確実に一撃必倒狙うなら、額を狙うよりも鼻から脊髄を通して
中枢を破壊したほうがより確実だ。
クマの頭骨の鼻腔の部分は空洞になっていて、ここに正面から
真っ直ぐに.460 Weatherby Magnum を撃ち込むことが
できれば、精髄を破壊して1発で倒すことができる。
http://www11.plala.or.jp/EZO-SHIKA/DSCF0104.JPG
http://www11.plala.or.jp/EZO-SHIKA/DSCF0265.jpg

突っ込んで来るときは、ゴムマリの様に体が上下して頭も
動くので前足を着地して、後ろ足を持ってくるまでの一瞬、つまり
頭が低く下がった瞬間のタイミングで撃ち込む。


まあ、どんなに硬くて強力な弾頭でも熊の頭蓋骨は戦車の砲台のように
傾斜がきつくて、良い角度で命中しないと貫通しない可能性も高いので、
通常は正面からなら、頭と肩の間を狙う。
普通は走れないように、まず肩甲骨を砕くのが先決だがな。
数年前、捕鯨船団用に鯨のとどめを差すために、375口径のバーンズのソリッド弾頭を大量に納めたことがあります、
ソリッド弾頭とは、弾頭が開かないように弾頭全体が銅あるいは銅の合金のムクで出来ている弾頭です。
そうでないと通常の弾頭を使ったのでは、弾頭が広がり鯨の脂肪層のところで弾頭が止まってしまい、
さらに余計に鯨に大きな苦痛を与えることになります。
捕鯨の映像を見ますと、100%鯨は死んでいる画面しか出ませんが、捕鯨砲でしとめた鯨で死に
至らしめることの出来るのはたったの25%と言う公には公開をはばかる資料があります。
つまり残りの75%の鯨は全部半矢と言うことです。
この事を考えるとグリーンピースが反対する理由も解らないではありません。
文字通り血の海で75%の鯨が半矢でのたうち回っている映像を、家庭の茶の間に放映したら、
ご家庭の皆さんは凍り付くでしょうね。
そう言う非道な事をしないためにも出来るだけ速やかにとどめを差す必要があるのです。
鯨の体内から回収した弾頭を見ますと、375口径のソリッド弾頭ですら潰れていましたね、
こんな事を書きますと、"似非平和団体"からクレームが来そうですが、驚いたことに捕鯨には
大反対のグリーンピースですら鯨から余計な苦痛を取り除くと言うことで
バーンズ弾頭の使用には反対をしなかったと言うことらしいです。
そう言う訳で、鯨にとどめを刺せるのは捕鯨砲も駄目で、唯一ライフル銃しかありませんでした。
鯨はちゃんと急所に当たれば1発で死に至るそうですが、半矢で暴れている鯨を
荒れた船の上から撃つわけですから、平均3発の弾を撃ち込んでとどめを差すという
、公には公開をはばかる資料があります(どうも、今回は公に公開をはばかる資料が多いようですが)

まあ、そんな具合でライフル銃の威力と言うのはこれくらい強力なのです。
http://www.fareast-gun.co.jp/goroku/rifle/
Wayne Johnson, captain of the whaling crew that in 1999 legally killed the tribe's
first whale in decades, told The Seattle Times that he and four other tribal members
plunged at least five steel whaling five harpoons into the animal then shot it with a .460-caliber rifle.

[The Seattle Post-Intelligencer reported it was a "Weatherbee .460," presumably a
Weatherby Mark V, which comes in several different calibers.]

ウェイン・ジョンソン、捕鯨する乗組員のキャプテン、それは1999年に数十年間で
法律上種族の最初のクジラを殺した、動物に彼および4人の他の種族のメンバーが5本のもりを捕鯨する
少なくとも5つの鋼を突っ込んだとシアトル・タイムズに伝えた、その後、.460口径のライフル銃でそれを放ちました。

[シアトル・ポストインテリジェンサーは、それが推測上「Weatherbee.460」であると報告しました、
ウェザービー・マークV](それはいくつかの異なる口径に来る)。
http://www.foxnews.com/story/0,2933,296290,00.html