福岡大学W部カムイエクウチカウシ山 ヒグマ遭難

このエントリーをはてなブックマークに追加
強靭な生命力の野生動物に比べてヤワな人間でさえ心臓を破壊されても
何秒間かの間は生きている。
走ってる獲物の場合でいえば、横から狙う1発即倒の急所は前足の付け根より
、胸部(上下で言えばど真ん中)だ。
心臓は真ん中よりもやや下部にあって、弾で割れたとしても即倒はできない。

中央部を撃てば何故心臓に当たったよりも早く即倒できるのか
というのは撃った時の現象からかねがね疑問に思っていたので
生理学的現象を解体する時に調べてみると胸の中央には心臓や肺や
全身に血液を送る大動脈があるので、それが破壊されることにより
瞬時に送血が止まり、大出血して全身機能が失われるということが分った。

たいして心臓そのものは肉の厚みがあり出血が何秒か保たれる可能性があるし、
心臓は裂けても血管に保存された血液が何秒か持たせるという結論を得た。
それに加え当事者の気力、今まで走っていた惰性というものがプラスされる。

ロシアのバイコフというハンターは虎を撃って向かって来られたので
目の前で倒れるまでに5発を撃ったが皆心臓や肺に命中していたと言っている。
俺の経験では短い距離で20m、長い距離の例では110kgのイノシシが約300m
走って倒れた物を解体して、この目で見て確認した事がある。(兵庫県で)