トランギアアルコールバーナー 7回目

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305底名無し沼さん
『歴史のなかの「在日」』(藤原書店)金守珍
「闇に光を」 
「在日は差別されてきた」と、決り文句のように言われるが、実は僕らも日本人を差別してきた。
「なんだ、ひどいことをしやがって」と、日本人に喧嘩も売ったし、事実僕も十代の頃は、おおい
に暴れたものだ。今になると、そんな自分にちょっぴり罪悪感を抱いたりもする。  在日は決して
きれい事で生きてはこなかった。闇金融、パチンコ産業、ヤクザなど、社会の闇の部分にも深くかか
わっている。特に一世は、日本は仮の住まいでいずれ祖国に帰ると思っていたから、日本で好き放題
やったという面もあると思う。‥  闇の部分も含めて、白日のもとにさらけ出すべきだ。誇れない、
かっこ悪い部分があるのは当然だ。それが人間というものなのだから。その上で、恥ずべき点は反省
すればいい。都合の悪いことは隠したままにしておくと、かえって差別を生むし、理解もしてもらえない。