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新井卓:
石川直樹の写真集『NEW DIMENSION』について思ったんだけど、単なる記録写真集に思える。
彼は肩書きを写真家に変えたいようだが、あくまで冒険家であって写真家ではないと思う。
それを何よりも物語っているのがこの写真集だ。ホンマタカシさんも某雑誌で語っているが、
まるでブログのようだと語っている。作家の意思が感じられないのだ。
肩書きが冒険家でもいいんじゃないのかな?彼はあくまで写真家にしたいようなのだが。
早稲田大学卒業をひたむきにプロフィール上で隠し続けるのもそのためかな?と疑ってしまう。
へたに芸術家気取りしてもこの写真集を見るかぎり、石川直樹は「写真家」ではなく「冒険家」だ。
この写真集がすべてを物語っている。