北アルプス唐沢岳で男性が転落し重体
(24日22時39分)
きょう北アルプスの唐沢岳でロッククライミングをしていた男性が、岸壁から転落し意識不明の重体になっています。
今夜7時半頃、北アルプス七倉の山小屋から「男性が岸壁から転落して意識不明になっている」と警察に通報がありました。
大町警察署によりますと意識不明の重体になっているのは東京都新宿区の医師・長汐千秋さん30歳で、きょう午前10時半頃北アルプス唐沢岳の幕岩で仲間2人とロッククライミングをしていたところおよそ20メートル下に転落したということです。
仲間は長汐さんを岸壁の下まで運びましたが意識不明になっていたためビバークし、午後4時半頃になり現場を通りがかった他の登山者に救助を求めました。
長汐さんらはアマチュア無線を持っているということですが、現場は電波状態が悪いとみられ連絡がとれないということです。
大町警察署では県警の山岳救助隊らとあすの早朝から救助を行うことにしています。
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