2週間前に強風で御殿場口から登れなかった自転車乗りです。
今回の再挑戦は日帰りチャレンジなので、距離の最も短い富士宮口からにする。
月曜に仕事が終わってから準備を始め、車に乗って五合目に着いたのは深夜0時。
途中の道のあまりの寂しさに気持ちは萎え萎えだったが、
五合目に着くと「さぁこれから登るぞーっ!」というパーティーもおり、
自分も登り始めるかどうか迷う。
が、前回の失敗を教訓に、明るくなってから登った方が事故が少なそうなのと、
そもそも若干眠たくなってきたので、おとなしく寝る事にする。
頭上の半分くらいの星空(残り半分は雲)を拝み、とっとと寝る。
翌朝午前5時起床。粛々と準備を始め、準備完了は6時。ストレッチもそこそこに
わしわしと登り始める。天気は曇り。御殿場は延々と緩やかな砂場の上り坂が続く
感じだったが、富士宮はいかにもな登山道。腕時計の高度計は1分当たり7〜10m
ずつ高度を増していくが、疲れ方は富士宮の方が圧倒的に上。が、場所が違うとは言え、
2度目の富士登山。○合目間の距離も短く、ああっという間に山小屋をパスして行く。
途中で50人くらいの団体や、女子供爺婆家族連れをどんどん抜いて行くが、
そんな俺を抜いていくのは半袖半ズボンの外国人。そのスキンヘアを見るに、
どう見ても米軍の兵士。そんな寒い格好で疲れているそぶりも全く無し。こんな
連中とは戦争したくねーなーと思うことしきり。
とかなんとか言っているうちに山頂へ。いえーい遂にリベンジを果たしたぜーと
喜んでいる周囲の山小屋と分社は営業停止中でまたもや萎え萎え。仕方なく
メシを喰ってからお鉢巡り開始。時計回りにすれば剣が峰はすぐだが、ここはひとつ
「おいしいものは最後に取っておく」方針で反時計回りで開始。富士吉田口の
山小屋はまだ営業中。浅間神社もやっているので日本人らしくお札を買う。末吉。
405 :
底名無し沼さん:03/08/29 01:13
お鉢巡りは視界10m程。火口も景色も見えたもんじゃねぇが、剣が峰に到着。
しばらくマターリと記念写真を撮る風景を眺めていると、雨が降り始める。
こりゃヤベェってんで、あわてて下山開始。大粒の雨に強風。下りる俺は
背中に当たるだけだが、登ってくる連中はたまったものではなく、すれちがう
面々は一様に萎え萎えの顔。こっちは前回のあまりの悲惨さに比べれば、
全然大したことのない悪天候に余裕の笑みさえ浮かべて進む。
が、問題なのが俺の膝。昔スキーで靱帯を切っており(てゆうか小さいのは
切れっぱなし)、一歩一歩スピードを確実に殺して歩かなければならないので遅い。
慣れた連中にどんどん抜かれる。が、無理をしてもしょうがないので根性で進む。
大粒の雨は辛い。五合目までは2時間50分。
こうして富士登山リベンジは無事終了。が下りて小休止して車に乗って帰宅
しようとするが、運転中におもむろに頭がぼーっとする。いかんこりゃ緊張が
途切れて熱が出たなと判断。10km走っては路肩に車を止めて30分寝て
再度走り出す。幸い日が出ていたので汗がドバドバ出たため、早々に熱を
下げることに成功。危なげなく帰れましたとさ。
次回は・・・金があれば9月に・・・再挑戦・・・し・・・どうしよう・・・