面接官「特技はビートマニア・・ツーデラックス・・?皆伝・・とありますが?」
皆伝「はい。皆伝です。」
面接官「皆伝とは何のことですか?」
皆伝「段位の最高峰です。」
面接官「え、段位?」
皆伝「はい。段位です。それも、一番難しい段位です。」
面接官「・・・で、その皆伝という段位は当社において働くうえで何のメリットがあるとお考えですか?」
皆伝「はい。密集したオブジェが降ってきても冷静に押せます。」
面接官「いや、当社にはオブジェなど降ってきません。それにビートマニアというものも当社では取り扱っていないんですが。」
皆伝「でも、下の段位の奴らが頭下げに来ますよw」
面接官「いや、頭を下げるとかそういう問題じゃなくてですね・・・」
皆伝「低速もデニムも乗り越えて、発狂もこなせるんですよ。すごくないですか?」
面接官「ふざけないでください。それに発狂とかデニムって何ですか。だいたい・・・」
皆伝「発狂は突然譜面の難易度が上がる箇所のことです。デニムというのは白鍵と黒鍵のですね・・・」
面接官「聞いてません。帰って下さい。」
皆伝「あれあれ?怒らせていいんですか?やりますよ。段位認定。」
面接官「いいですよ。やって下さい。段位認定とやらを。それで満足したら帰って下さい。」
皆伝「運がよかったな。今日はメンテの悪い台しかないみたいだ。しかも下の段位の奴らがご焼香中だ」
面接官「この度はご愁傷様です。」
皆伝「祈られたよ(笑)」
イイネ!(48)