beatmaniaII DX六段・七段スレ ★94

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5爆乳で名前が見えません
旧初段〜六段スレ27-874氏による「固定のススメ」
IIDXの運指には、大きく分けて
「北斗」と呼ばれる押し方と「固定」と呼ばれる押し方があります。

「北斗」というのは、両手の人さし指・中指等を中心に、
 腕を動かしてそのつど押しやすい指で押す押し方。
「固定」というのは、7つの鍵盤に7つの指を1対1で割り当て、
 あまり腕を動かさず、鍵盤に対応している指で押す押し方です。

〜両手の人さし指と中指しか使えない北斗なんですが使える指を増やしたほうがいいでしょうか?〜

10本の指を無理に全て使えるようにする必要はありませんが、
使える指が多いほうが楽なのは当然ですし、
それならば固定運指が出来たほうがなにかと便利です。

固定の指配置にもいろいろありますが、代表的な2つを紹介します。

対称式固定(左右対称なことから)
1左薬2左中3左親4左人右人5右親6右中7右薬
1048式固定(トップランカー1048さんが使っていることで有名なことから)
(1P)1左親2左中3左人4右人5右親6右中7右薬
(2P)1左薬2左中3左親4左人5右人6右中7右親

どちらも一長一短があります。譜面に応じて両方使い分けられればなお良いでしょう。

固定を一切崩さずに演奏することを「完全固定」と言いますが、
練習目的でなければ、完全固定でなければいけないというものではありません。

明らかに左に偏っている譜面、右に偏っている譜面などでは、
一時的に固定を崩して反対側の手をヘルプに出すほうが楽になるのは当然のことです。
また、スクラッチの16分連打があるような譜面(例:SigSigやHAPPY☆ANGEL)は、
小指一本でスクラッチをさばけるわけもありませんので、自然と固定を崩すことになります。

なるべく完全固定でどんな譜面でも押せるようにして、
なおかつ必要に応じて適度に固定を崩せるようにするのが理想です。

最初から固定ではじめた人の中には、逆に完全固定以外の押し方が出来ない人もいるようです。
例えばスクラッチと反対側の親指はちょっと向きを変えるだけで3鍵と5鍵の両方に対応できますので、
まずはそこから始めてみることをお勧めします。

固定の練習をしようにも、いきなり不慣れな押し方を常にしろと言われても辛いと思います。
ましてやゲームセンターで1回1回お金を払ってプレイしているのであれば、1曲で終わりたくはないですよね。
HAPPY SKYは1曲目に☆5以下の曲を選べば、FAILEDでも2曲目に進めます。
4曲目になれば、CLEARでもFAILEDでも最後です。
固定の練習は、この2ステージを主にして、しばらくは2曲目・3曲目は固定にこだわらないのもお勧めです。
STANDARDではなく、EXPERTをプレイするのもお勧めです。(もちろん自分が完走できる範囲での)

1Pならば左手、2Pならば右手は、スクラッチの絡みがありますので、
どうしても頻繁に手の位置を動かすことになり、固定の練習がしづらいです。
1Pならば右手、2Pならば左手のみを、まずは固定する練習をするのもいいでしょう。

〜小指でも鍵盤は押せるほうがいいのでしょうか?〜
小指は筋力がかなり弱い指ですので、
他の指と同じ頻度で活用しようとするとかなりの負担がかかります。
「使えたほうがいい」のも事実ですが、「無理に小指ばかり使う必要はない」のも事実です。
普段は一切使わなくてもそれはそれで構わないといえば構わないでしょう。
例外はスクラッチが絡むところで、「S+1+7」といった譜面で固定を崩して1+7を親+子で取ったりとか、
そういう時にあえて使うくらいでしょうか。
6爆乳で名前が見えません:2007/04/02(月) 01:07:01 ID:EoIaZ0ud0
「固定のススメ スクラッチ編」
スクラッチ寄りの鍵盤が同時に来た場合、ある程度固定を崩して
スクラッチと鍵盤を片手で同時に取ることが多くなります。(特に対称固定の場合)
スクラッチと鍵盤を片手で同時に取ることを「鷲掴み」と言いますが、
そのような場合の基本的な指配置です。
なお、これはあくまでも前後との譜面の絡みで
なるべく全体的な固定を崩さずに拾うことを前提にした場合の配置で、
例えば単発でS+1+3(1P)や5+7+S(2P)等が来た場合は、鷲掴みせずに
片手はスクラッチのみ、片手は鍵盤と分けたほうが基本的にスコアは伸びます。
(鷲掴みはどうしてもどちらかのタイミングがずれやすくなります)

(1P)
S+1 左小左親
S+3 左小左親
S+2 左小左人(「押し」より「引き」のほうがやりやすいかも)
S+1+2 左小左親左人
S+1+3 左小左親右親
S+3+5 左小左親右親
S+1+3+5 左小左親右親右人
S+1+3+5+7 左小左親右親右人右薬

ポイントは3を右親でフォローし、3+5の場合は5を右人でフォローすることです。

(2P)
7+S 右親右小
5+S 右親右小
6+S 右人右小(「押し」より「引き」のほうがやりやすいかも)
6+7+S 右人右親右小
5+7+S 左親右親右小
3+5+S 左親右親右小
3+5+7+S 左人左親右親右小
1+3+5+7+S 左薬左人左親右親右小

ポイントは5を左親でフォローし、3+5の場合は3を左人でフォローすることです。
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基本的な固定配置はスクラッチと鍵盤の計8列をなるべく左右で4:4に均等に分担しますが、
スクラッチが特に多い発狂の場合、スクラッチ側の手が4列も拾えるだけの余裕がない!
スクラッチが取りやすいと言われている1048式でも無理!という人も多いと思います。
そのような人向けの、8列を3:5に分ける変則固定配置です。

基本は以下の配置です。

(1P)1左親2左人3右親4右人5右親6右中7右薬
(2P)1左薬2左中3左親4左人5左親6右人7右親

3と5が同じ指に割り当てられています。
高速で連続で来たり同時に来たりしたら当然押せませんね。
これを回避するために、以下の配置をそのような時の副配置として使用します。

(1P)1左親2左人3右親4右人5右人6右中7右薬
(2P)1左薬2左中3左人4左人5左親6右人7右親

ポイントは1Pなら右中・右薬、2Pなら左薬・左中をいつもの配置のままで固定し、
1Pなら右親・右人、2Pなら左人・左親で柔軟に対応することです。

なお、以下のように片手の5本指を全て使う固定もありますが、
普通の人はかなりの練習が必要になります。あくまでも参考としての掲載です。

(1P)1左親2左人3右人4右中5右親6右薬7右小
(2P)1左小2左薬3左親4左中5左人6右人7右親