そもオタクなのだから萌え小説でも書くと致そう

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ある夏のできごとである。
「見ちゃだめぇ!」
その一言からはじまった。

彼女と連絡が2週間もとれなくなり
心配になった俺は彼女のマンションに様子をみに来たのだった。
鍵は開いていたから勝手に入った。だって呼びかけても返事がなかったから、
「ん・・・なんか臭い・・・。」

彼女は俺が家に入ってきたのがなんとなくわかったのか・・・。
「見ちゃだめぇえ!こないで!」
リビングのほうから声がする。
「たしか、このドアを開けるとリビング・・・だっけ?」
ひとつのドアを隔てて叫ぶ彼女。いったいなにがあったんだ?
しかし、あまりにもでかい声をだすのでその日はリビングの様子を見ず、
「なにかあるんなら、電話しろよ。」と一言、言い残して俺はマンションを後にした。